Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

Lexus IS 2

ISは意外にも狭い。3ナンバーであるし、2.5L、3.5Lのエンジンを積み5人乗りのはずだがレガシィよりも狭い。これはコックピットのタイトさ、すっぽりと納まる感じがスポーティさを演出する、ということを差し引いても感じる。特に頭上高、前席、後席ともに低く感じた。横幅もドアの形状のせいかぴったりで余裕はない。気になるのは後席の中央席。ヘッドレストが非常に立派なのだが事実上座ることは難しいだろう。FRなのでシャフトドライブがあるのだが、これの主張が強く足元が高く盛り上がっている。前席でコンソール部分も高く、続いているのだがリヤの傾斜がきついため苦しい。左右は沈み込む形でヒップポイントを下げて空間を確保している。
事実上4人が乗車で精いっぱいだろう。
シート自体は良い。座面に適度な強度がありしっかりしている。パワードシートも3つのメモリーつき(でも標準ではメモリー無し)でランバーサポートも付く。シート自体はレガシィに比べてタイトな感じはしない。
また、トランクも狭い。奥行きが無いのは致し方ないにしても左右タイヤハウスの出っ張りが大きくその上にスペースはあるが実際にはデッドスペースになってしまうだろう。後席シートは中央のみ開いて長モノを収められる。どちらかシートを倒すことはできない。これはレガシィも同じ。しかし内張り等は全く違ってしっかり綺麗に貼られている。
エンジンは低回転でのレスポンスが今ひとつ。話を聴くと250に対して350はアクセルレスポンスが敏感で女性からは気になると指摘されているという。自分としては250はアクセルに関してはレガシィに比べ鈍感な感じで慣れるまで時間がかかるだろう。道路の状況からあまり回すことはできなかったがもりもりとしたトルクは感じられず残念。折角だから350にしておけばよかったか。しかしエンジンのスムーズさ、静粛性は間違いない。非常に密閉され外部と遮断された感が強く、聞き耳を立ててエンジンの音を探さなければならないほど。GSや上位機種はどうなっているのだろうか。
LexusLexusたる所以は実はクルマ自体ではなくトータルのサービスにあるのかもしれない。G-Linkなる携帯電話、それもBlueToothでのやり取りが必要な通信で各種双方向でサービスをする。単純な周辺情報の調査のみならず馬鹿馬鹿しい質問へも応対し、ナビゲーションの設定を遠隔操作することなどをコールセンターの人手で行うのだ!コールセンターの維持費は一体どうなるのだろうか。またGPS機能により盗難時の捜索、事故、車上荒しの連絡もメール等で行う。アメニティにも抜かりなくオーナーズラウンジを店舗に開設しネールサービスも受けられるとか。
んーこれがサービスというものなのか…。
因みにLexus IS version Lでオプションのマークレビンソンのオーディオ等を付けて530万。HDDナビは標準(上記のサービス受けるためにも必需品)なのでその分はすでに含まれている。BMWだと320あたりの乗り出し価格か。厳しいかも。