Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

玄箱バックアップデータ復元

17日夜、玄箱のデータが壊れた。
ルートディレクトリでe2fsck -yをかけてしまい、幾つかsectorを修復をしたかと思ったらネット経由でアクセス出来なくなってしまった。コンソールが無いともうお手上げ。
気分の落ち込みがさらに酷くなった……。
仕方ないがデータ自体はUSBメモリーに先週バックアップを取ってあるので、これを使う。以下は連休中に渡って時間を見つけて作業をして復旧したこと。
玄箱は背面のリセットスイッチを押したり電源スイッチとリセットスイッチを組み合わせたりしたもののEMモードになる気配無し。こうなると分解して中からHDDを取り出してフォーマット→再インストールするしかない。
何回目だろう、玄箱を分解するのは。もう手馴れたもので概ねポイントは手が覚えているのでさくさくと分解する。埃もついでに掃除しておく。HDD自体もう寿命かとも思うが今更玄箱に投資はしたくないので現状のHDDでフォーマットがちゃんと出来るかどうかで判断しよう。玄箱バッファローNASの派生商品?だが結構コンパクトに作り込まれていると感心する。取り出したHDDをUSB2.0変換ケーブルに繋いでDELLに接続。WindowsXPで中を見てみる*1。はじめ「コンピュータの管理」から認識されず焦る。再起動してUSBケーブルを刺しなおしたら認識した、ホッ。パーティションは壊れておらずHDDは使えそうだ。/の下だけフォーマットし直す。なおここで一回クイックフォーマットでNTFSにした場合、KuroBoxSetup.exeからインストールが出来なかったのだがFATでフォーマットし直したら無事完了した。NTFSかクイックフォーマットどちらが悪かったか分からないがHDDの不具合も予想されたので時間をケチらずキチンとフォーマットしておこう。
これで玄箱Debian化状態、sargeになった。バックアップはDebian etchでのものなので念の為、再インストール後etch化しておく。
USBメモリー、4GByteにバックアップされているシステムをコピーする。上書きしてしまえば良い。バックアップはrsyncで取ったが復元はtarのみ。rsyncだとファイルの作成時刻が影響するかもしれないと思ったからだ。

tar cvf - ./source_dir | (cd distribute_dir ; tar vxf -)

実際はUSBメモリーをマウントしたところから/で展開をした。さて再起動して今まで通りsshが通れば成功だ。手をあわせて祈りながらの再起動……。
やった、無事ログインできた。バックアップを取っておいて良かった。ユーザのホームディレクトリからDNSサーバ、メールサーバの設定まで丸々初めから設定するとしたら一週間はかかったろう。めでたしめでたし。

*1:最初に別のUSBメモリーにインストールしたUbuntu8.04で起動したPCでGPartedで中身をみようとしたのだが出来なかった