Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

eyeVio営業譲渡

残念ですね。
著作権と真正面から向き合ったサービスでしたが、その生真面目さがネットユーザ(決して一般の人々だとは思いたくはない)から煙たがられた面があったようです。こういったサービス、特にネットワークのサービスでは、そのサービスの立ち位置がどこにあるか、軸足はどこかということにネットユーザは非常に敏感だと思う。そしてこのeyeVioの場合、著作権を文字通り厳格に守らんがために24時間の有人監視をしていたようです。そういった“監視”の目をネットユーザは著作権所有者側に立ったサービスとして煙たく思ったのでしょう。しかし昨今朝日新聞でさえYoutubeに公式チャンネルを開くようにユーザにリーチさえすれば良いと言う状況、圧倒的な数の力の差の前にリングを去るしかなかったのかもしれません。
ただこれから大きく著作権法も変わりネットでの動画、音楽の取り扱いに変革が起こるというときなのに撤退するのはちょっと早過ぎやしないかとも思います。その対応は評価されて然るべきというときが来るのを今は伏して耐える時間も必要だったのではないでしょうか。