Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

LS-GL/HS-DHGLのファームウエアアップデート

すでに店頭在庫のみとなり、それさえも処分価格となったLS-GL(ハードウエア的には後継?のHS-DHGLと同様)のファームウエアをアップデートした。
日本版はすでに昨年10月7日に掲載されたVer.1.20を最後に今のところ音沙汰無し。しかし海外では今年1月9日になってβ版ではあるがVer.2.11が入手可能になっている。
WEBの情報ではVer.1.12が一番安定したヴァージョン(通常のバッファローのサイトではリンク切れしている)との評価なのだが、最終的にはFreelinkでDebian化する予定。FreelinkではUBootを新しいVer.2以降にすることを推奨しているので最新(最終?)にすることにした。
アップデート自体はこれまでのファームウエアアップデートと同じであっさりと終了する。驚いたことにVer.2.11は使用言語を日本語にすれば全く問題なくメニュー表示が日本語化される。なんで日本サイトでは公開しないのだろう。脆弱性問題が指摘され対応されずに放置されているが、Ver.2.11でも修正されていないのかはまだ調べていない。

root@HS-DHGL***:~# uname -a
Linux HS-DHGL*** 2.6.16.16-arm1 #6 Fri Aug 31 13:07:15 JST 2007 armv5tejl unknown

長く使うつもりはないのだが取り敢えずtelnet出来るようにしておく。そのためにLinkStationにアクセスしなくてはならない。前面パネルを外してUSB変換アダプタを使ってマウントし、他のPCから書き換えをすることでも良いのだが、便利なツールがあるのでそちらを使う。Freelinkの下記、Georg's ACP Commanderをダウンロードしてコマンドプロンプトから実行することによってtelnetの起動とrootのパスワードをクリア出来る。
http://buffalo.nas-central.org/index.php/FreeLink_for_the_Linkstation_Pro#ACP_STATE_FAILURE_error.3F.3F:

java -jar acp_commander.jar -t "IP-address" -o

これでtelnetが出来るようになるがrebootするとtelnetが起動されない。よって起動スクリプトを変更する。それは/etc/init.d/rcSでここの

# telnetd for debug
# /usr/sbin/telnetd

コメントアウトされた箇所があるので二行目の#を削除する。ついでにこの状態はrootパスワードがクリアされているので改めてパスワードを設定しておく。これで、定常稼動は危険だが、自由にアクセスは出来るようになった。