Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

ワールドカップ組み合わせ抽選

すっかりテレビ番組でも紹介されて概ね感想は出ているのだけど、昨晩NHKのスポーツニュースと深夜のテレビ朝日Get Sportsの勝敗予想が面白かった。
NHKJリーグ優勝のアントラーズから岩政選手と内田選手にサッカー解説の山本昌邦さん、漫画家の高橋陽一さん。一方Get Sportsセルジオ越後松木安太郎中西哲生氏らに加え名波浩岩本輝雄堀池巧氏。
NHKは楽観的というか希望的観測のみを極めた感じで3戦全勝で予選リーグを1位通過。他の予選リーグの予想、希望的観測を無理無理入れ込んでベスト4への道筋?を示していた。
一方深夜のGet Sportsセルジオ越後がそれこそ予想通り?3戦全敗、中西哲生カメルーンに引き分け残り2戦2敗。岩本テルもカメルーンデンマークにドローでオランダに敗戦で予選落ち。
まとめて書くと

対戦国 カメルーン オランダ デンマーク 戦績 勝点
セルジオ越後 × × × 0勝3敗0分 0
中西哲生 × × 0勝2敗1分 1
岩本輝雄 × 0勝1敗2分 2
松木安太郎 × 1勝1敗1分 4
堀池巧 × 1勝1敗1分 4
名波浩 1勝0敗2分 5

# ○:勝ち △:引き分け ×:負け
個人的には「深夜なんで悲観的になってもいけないんで」という名波浩がツボだった。やはり名波は笑いのセンスもある。
楽観論者の意見としてはデンマークに勝つというのがNHKを含めての前提予想なんだがどうだろう。フランス大会のジャマイカ、日韓大会のチュニジア、ドイツ大会のオーストラリアという扱いか。デンマークってスーパースターはいない*1けど皆勤勉にひとりひとり良くファイトするチームで、同じような日本と比べて玉扱いは劣るものの体格差は如何ともし難く難しい相手だと思うのだけどな。寧ろ戦いにむらっ気のあるカメルーン、オランダのほうが揺さぶりが効くように思う。
とまれ、普通にオッズをつけるとすれば中西、岩本テルの予想辺りが妥当かと思う。
しかし高橋陽一センセーもおっしゃる通りサッカーの場合大番狂わせはいつなん時にも起こり得る。このグループで図抜けていると思われるオランダ、怪我人が多いし全体のまとまり、内紛はお家芸化しているし前回の親善試合でも戦前の予想ほど強力な感じは無かった。少なくとも対戦前から腰が引けることはないだろう。
2002年のワールドカップ終了時、ささやかれていた2010年大会の出場危機説は今から思えば全くの稀有に終わった。無論アジア枠の緩さがその一因だけどベーシックな部分での質的な向上が確実に積み上がっているのは確か。それに期待したい。
それより何より南アフリカのくじ運?の無さはいったい何なんだ?抽選会でこれが最大の番狂わせだった。

*1:ベントナーはこれから大化けするもしれない