Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

走るか

ふと、走りたいな、と思った。今晩走ろうか。
ジョギングは躯に、心にリラックス出来て良いとはよく言われる。しかしぼくはそんなこと感じたことが無い。そんな効用は信じていない。走りたいから走る、只それだけ。
過去にはそれで失敗をした。疲れているのに輪をかけて走り込んでへとへとになるまで走った。深夜帰宅して夕食をとってから走り出す。ジョギングして家に着くのは1時を回っていた。疲れるために走っていたといっても良い。疲労するほど良いことがあるような気がしていた。どんどん疲れは溜まっていったが、良いことなんかなかった。只々疲弊していっただけだった。
いまはどうなんだろう?月末なこともあり、月間走行距離を伸ばしたい気持ちがある。先週の週末、土曜日は走れず日曜に12km弱走っただけ。日々の鬱屈した気持ちを払しょくしたいとも思う。走っても走ってそんな気持ちは晴れるわけ無いとは分かっているが何とかしたい気持ちもある。
本質的にぼくは自分に抑圧的なことが是とする傾向があるようだ。そしてその抑圧は文字通り抑圧し切ってしまっていればまだいいが実際は抑圧は自ら抜け穴を作っておいてガス抜きをしておいてある。それでも気持ちは抑圧したと思い込んでいるものだから始末が悪い。被害者意識だけを持ち続けている。荒い息や噴き出す汗は一瞬意識を遠のかすことは出来てもすぐにまたそれは何ら変わっていない周りの景色の中に消えていく。
走るとき、自らの気持ちを鼓舞することは多いがどこかに行けるわけではない。ただただ同じ道、同じコースを走り続けるだけ。どこにも辿り着くなく、また家に帰ってくる。