Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

iPadは良いかもしれない

なんてことを今更ながら思う。
iPadはマスコミ、大手メディア的には電子書籍、出版のコンテキストとして語られることが多いわけだが、実際に触ってみると予想外に綺麗な液晶、画像を見るとフォトビューワー、フォトフレームとしての素性の良さを感じる。そして下記の記事を見てその思いを更に強くし、またフォトストレージとしても充分に行けることが分かった。
【西川和久の不定期コラム】 iPadには何が接続できるのか!? 周辺機編

そして実験したところ、「JPEGはリサイズ無し」、「RAWデータを認識しつつ読み込む」という事実が判明。特にJPEG+RAWで撮影したデータは、画面キャプチャをご覧頂ければ一目瞭然。何とサムネイルに[RAW+JPG]の文字が見える。つまり、RAWデータと認識しつつJPEGデータと一緒にストレージに取り込んでいるのだ。写真Appでは、取り込んだJPEGデータの方を使い、表示/スライドショー/壁紙設定など、普通に扱うことができる。

 また、付属のDock→USBケーブルを使い、iPadをPCへ接続すると、「Apple iPad」カメラとして認識、適当な名前が付いたフォルダに取り込んだデータがそのまま保存され、PCへコピーすることが可能だ。つまりこれは、RAWデータも含めたフォトストレージになることを意味する。ちなみに転送時間は、JPEG+RAWの86枚(約600MB)の読込みが1分。逆にiPadへ保存した同データをPCへ読み込むのは38秒だった。

 更に追加テストとしてRAWデータのみを読み込ませたところ、サムネイルの表示はもちろん、表示、そしてズームにも対応でき、これにはちょっと驚いてしまった。それも待つ事も無く、瞬時に表示する。iPad 1台でこれだけのフォトストレージになると、他社の専用機はちょっとピンチかも知れない。

iPad自体の容量に不安を感じる部分もあるがSugerSyncDropBoxなどクラウドサービスを使うのが当たり前になるはずで、見たいデータはその都度呼び出せば良いだろう。そう考えると最初期こそパソコンとの接続が必須だが、その後は余り技術的に明るくない高齢の父母たちに使ってもらうということも可能な気がしてきた。