Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

落語8月6日の池袋演芸場


時間が空いたが8月6日の池袋演芸場の番組。書いとかないと忘れてしまう。
昼の部

  • 前座、古今亭志ん坊。床屋。お初です。これからどんどん観客が増えて札めくりの柳亭市也くんのお願いを聞いてやってくださいと。
  • 柳家ろべえ。一緒に並んでいたおじいさんがろべえさんにやたら厳しい。また筍なんかやったら承知しねぇ、と云っていたらその筍だった。ぼくは初耳だったが残念。
  • ホームラン。初見。かなりのベテラン漫才だがテンポよく笑った。漫才は良いなぁ。寄席に来てなぜか改めてそう思う。ロケット団がまた聞きたくなった。
  • 柳家禽太夫(きんだゆう)。酔っぱらった旦那の頭に風呂敷をかぶせて、押し入れに隠れた若い衆を逃がす話し。やっと馴染みの禽太夫さんが出て来た。
  • 柳亭燕路(えんじ)。花魁の気持ちを確かめるために川に身を投げ心中を図る噺。初見。
  • 花島世津子。ゆる〜い、奇術がアクセントになってます。
  • 柳家喜多八。鰻やにちょっかいを出す子供たち。改めて喜多八さんを聞くとろべえさんは身振り手振りともに師匠、喜多八さんの姿がだぶって見える。でも越えるには何か必要だなぁ。
  • 柳家小里ん。遊郭五人囃子。
  • 鏡味仙三郎社中。太神楽。寄席が華やかになります。
  • 川柳川柳。初見。話しには聞いていました。戦前の流行歌、軍歌から戦後のジャズまで美声を堪能。正蔵さんの代役。残念。
  • 柳家三之助
  • 柳家さん喬。なぜかさん喬さんを寄席で聞く時はそば清が多い。この日もそう。面白いけどね、どうも〜。
  • 林家正楽。線香花火、藤娘、せんとうの象。舞台袖に立った浴衣姿の女の子がいたので線香花火はその娘に上げてほしかったなぁ。
  • 柳家小三治。まってましたっ、たっぷりっのかけ声とともについに登場。枕はさん喬さんの枕でも出て来た帯の幅について。いつもよりはあっさり目。天災。小三治師匠のときなぜかこちらの目の状態が悪く集中して聞けなかったのが残念。しかし体調は良さそうで良かった。

そのまま夜の部も聞く。

  • 前座は春風亭一力。公家みたいな話し方の嫁さんと八五郎のたらちね。声は出ていたし力演。
  • 春風亭正太郎。寄合酒。ドタバタ感が強すぎな気がした。
  • わたる。マギー隆司の代役。一人漫談。ちょっと客席に代役の残念感が漂っていて可哀想だった。
  • 林家彦いち。正直この日一番笑った。枕の学校寄席から爆笑。噺は新作のタイ人のムアンチャイのケントウ違い。放送は出来ないかもねぇ。
  • 柳亭市馬。爆笑の後でやり難かったかもしれないが落ち着いて聞けた。噺は二人旅。最近のなぞ掛けばやりにひっかけて。あげましょう。
  • 柳家花緑。市馬師匠が入門時、当時小学生だった花緑さんは市馬さんに風呂で躯を洗ってもらっていたという逸話?かかあ天下由来の一席、宮戸川
  • 柳家権太楼。代書屋を熱演。ばかを演じさせるとぴか一だなぁ。
  • 林家彦丸。湯屋番。なんだか女湯をみるより男湯を見たいような雰囲気^^;)
  • 昭和のいる・こいる。相変わらずの連射砲。相方の言葉に被って話しているようだ。かなり好き。
  • 林家正雀。最後は円朝由来の怪談、真景累ケ淵を連日とりにする。この日は皆川宗悦の回。

これで演目は終了と思ったら最後に正雀、彦丸両氏のかっぽれ踊りがあった。怪談で暗くなった気持ちを盛り上げましょうということ。
楽しい一日を過ごせた。これで木戸銭2800円は安い。昨年より値上げしているけどね。