Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

霜取り、バルサTV

この夏の影響か冷蔵庫内の霜が酷い。霜というか冷蔵庫の内壁ほぼ全面にびっしりと氷が張っていて冷気が出てこなくなっていた。こうなると冷えも悪くなってしまう。
この冷蔵庫は松下電器、現パナソニックなのだが正直はずれを引いた感が強い。今日日の冷蔵庫は殆どすべて霜取りは自動で行われるものだが、この冷蔵庫は未だ買ってから数年というのに毎年、いや年に2度は嫁さんと二人して霜取りに半日ぎっちりと取られてしまうのだ。こうなるともう手慣れたもので初めてだとややこしい内部の分解と取り外し方法、ケーブル結線の色分けも覚えてしまっていたりする。今回は背後のガス管周辺にも霜が張っていて内部は殆ど分解するほど手間がかかった。脱臭剤らしき黒いスポンジ状のフィルターを引っ張って端を破いてしまった。マスキングテープを張って補強し、パーツを一つ一つ組み上げて元通りになった時には既に1時近く。やれやれ。これからも定期的に霜取りをしなくてはならないと思うと憂鬱な気持ちになる。先日のエアコン購入でヤマダ電機に行った際冷蔵庫販売のコーナーでパナソニックの販売ヘルパーさんが居たので霜取りについて聞いたところそれは故障ですと言われたものの冷蔵庫を修理してもらうのってまた手間だなぁ。
霜取りは氷が解けてくれないと進まないので作業の殆どの時間は待ちとなる。自然解凍ではなくドライヤーの温風を当てていたのだが中々進まず。その間ケーブルTVでバルサTVを観る。90年代初めから半ばにかけてのヨハン・クライフが築いたドリームチームの栄光と瓦解を浮き彫りにするインタビュー集だった。80年代後半から90年代にかけてはサッカー中継は今のように見られず、内情はサッカーマガジンなど活字で後追いすることが殆どだったのでより一層興味深かった。特にラウドルップのインタビューが良かった。監督であったクライフに理解し得ない言動(個人批判が凄かったらしい)と、それに相反するような魅力的なサッカー哲学を感じ取った。ストイチコフをはじめ多くのスター選手を獲得しつつもチームの顔はクライフそのものであり、チームを去った後もバルセロナのスタイルとしてクライフのサッカーを継承することが求められ続けていること。ビッグクラブであるが故リーガを制覇してもチャンピオンズリーグ決勝をACミランに敗れたために選手を放出しチームを変革させずにはいられなかったことなどなど。またクライフはジダン獲得を何度も希望していたことなど、実現していたらどうなっていたろうかと思った。やはりクライフは格好いい。ストイチコフが普通のおっさん然としていたのと対照的。