Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

SONGS 山口百恵

昨晩も嫁さんが奈良遷都の記念番組の総集編を観ていてその後NHK地上波に戻すと、なんと懐かしい山口百恵の引退コンサートが映し出された。いやぁ、30年も前になるんだそうだが、SD画質でも素晴らしく綺麗に撮れていた。当時の機材やフォーマットの古さを凌駕した半端ない美しさ。目はそんなに大きくないし鼻も大して高くない。しかし顔、表情は美しいの一語に尽きる。当時山口百恵を菩薩になぞらえる向きもあったが今見ると納得する。唄も改めて上手いなぁと思うと同時に名曲が多い。作詞、作曲家も山口百恵に唄わせたいと思わせるものがあったに違いない。それにしても彼女はなんと当時21歳。8年の活動を持って結婚引退(嫁ぐという言葉を久し振りに聴いた)と伝説になった。以来自ら公に出ることなく今に至っているわけだが彼女なら隠遁生活?を貫き通し伝説を伝説たらしめつつ完結させるであろう。
後、観て思ったこと。山口百恵と同時代ではなかった自分は松田聖子中森明菜世代だが、今見ると中森明菜山口百恵を意識していたように見えてならない。それは憧れでもあったろうし。違う意味で松田聖子は自らのスタイルを推し進める意思をもっていたのだということ。
最後の曲を歌い終わり番組は終了した。あの有名なステージにマイクを置くシーンが無かったのはSONGSだからか。