Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

ddによるデータコピー

debian squeezeが正式リリースされたのを期に家サーバのひとつ、BuffaloのNASLS-GLをlennyからアップデートさせる準備をした。
まず購入時に入っていたWDの320GByteのHDDは動作時の高周波ノイズが結構五月蝿くいつか交換してやろうと思っていたので、手持ちのSamsungの500GByte HDDにコピーして、これを元にlennyからsqueezeにアップデートをかけることにした。最悪HDDは元に戻せば良いということだ。
HDDの中のデータコピーはSATA-USB変換ケーブルの利用を考えたが、二台並べるとケーブル、それぞれの電源と煩雑になるので今回は余り利用されていなかった二台内蔵用の外付けHDDケースを使い、動作モードを二台それぞれ認識させる(ストライピング、スパニングでない)ようにし、ubuntuからddでコピーするようにした。

# dd if=/dev/sdc of=/dev/sdd conv=sync,noerror bs=65536

問題は元のHD(320GByte)、コピー先のこれから使用するHDD(500GByte)は容量が違う点だった。調べた限りddでのコピーはセクター丸ごとコピーのため、容量は同じものでないとだめという記載も幾つか読んでいた。
結論としては問題は無かった。当然ながらコピー先で増えた分は割り当てされていないパーティションとしてGPartedから認識できた。今回コピーした最後尾のパーティションはjfsとext等に比べればマイナーなフォーマットなので気になったがubuntu 10.04で問題なく認識されていた。しかしこの拡張パーティション部分の変更がGPartedからは残り部分を含めたパーティションにすることは出来なかった。これは懐かしのfdiskで一旦最後尾のパーテションを削除し、残り全部を一つのパーティションにすることができた。
この後mkfs.jfsをかけて作業はほぼ終了。元のケースに戻して電源を繋ぎ、南無三、手を合わせて待つ。
恐る恐るsshでアクセスルと問題なくログイン出来た。