Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

面会

昨日は、帰りに病院に寄る予定だったが仕事の調整が出来ず、面会時間に間に合わなかった。その代わり嫁さんとお嬢が面会に行ってくれた。
ぼくとしては特にお嬢たちがあまり面会に行ってくれないことを不満に思うところがあった。病院はそう遠い場所にある訳ではなく生活圏内と言える距離でその気になれば学校帰りにも寄れると思うからだ。昨晩お嬢は一緒に見舞いに行かなかった姉に父の様子を話していた。予想外に話が出来たし、いっぱい喋ったということだ。
ただ、自分自身に照らしてみると祖母の入院時に頻繁に見舞いに行ったということはなかった。尤も祖母が入院していた病院は介護付きで自宅からは1時間ほど離れていたのだが。お嬢たちにとっては病院は少なからず脚を遠退けるものなのかもしれない。当然ながら病気の人がいて、イメージとしても暗い印象もあろう。そして祖父であるぼくの父が衰え、死に近づきつつある光景を避けたいという気持ちも分からなくもない。ただ、確実にその日は近付いている。話を出来るのはこれからもっと短いだろう。今のうちだけなのだという思いもある。少なくとも自分はそのように感じ出来る限り面会に行くようにしている。