Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

MacでFreeNAS USBメモリーを作成する

MacOSX上でFreeNASの起動用USBメモリーを作成する方法。HP Proliant MicroServerに導入しているFreeNASをアップデートしました。

イメージファイルはSourceForge.JPhttp://sourceforge.jp/projects/sfnet_freenas/
から、お好きなバージョンをダウンロードしてくる。この際にUSBメモリーに直接インストールするためFull_Install.xzとなったものを選択する。
今回は

    • FreeNAS-8.0.3p1-RELEASE-x64.Full_Install.xz

をダウンロードします。これは64ビット版(x64は以前はamd64と表記されていた)で32ビット版はx86です。
xz圧縮されているので復元します。GNU tar を使えば良いですが、Mac上ではbsd tarなので他を使います。KekaとかもありますがここではThe Unarchiverを使って復元します。これでFreeNAS-8.0.3p1-RELEASE-x64.Full_Installが出来ます。これは所謂ディスクイメージなのでUSBメモリーに直接書き込めます。
書き込む前にUSBメモリーの準備です。
USBメモリーは容量は今のところ2GByteのもので充分です。今後はマルチメディア対応、DLNA等拡張が予定されていますので増えて行くでしょう。
USBメモリーにデータが残っている場合は忘れずにバックアップするなりします。
デバイスナンバーを確認するためUSBメモリーをMacに接続し、ターミナルからおまじないをします^^;)

    • % diskutil list

ここで対象のUSBメモリーを探し、/dev/disk*s# の*を記録しておきます。s以降はパーティション複数ある場合に記載されますが今回は使いません。
それからディスクユーティリティを使ってフォーマットし、まっさらにします。対象USBメモリーを選択し、消去してからパーティション選択。ここではフリーを選択します。ここで適当にFATとかを選択すると後の書き込みで失敗します。恐らく購入したばかりのUSBメモリーはまっさらなのでここの部分はフリーのままと思います。
やっと次が本番のデータ書き込みです。ターミナルから下記を打ち込みます。

    • % dd if=FreeNAS-8.0.3p1-RELEASE-x64.Full_Install of=/dev/disk1 bs=64k

ifが入力、ofが出力になります。ここではダウンロードしたファイルを復元したものが入力、USBメモリーのデバイス名が/dev/disk1となります。これをddで書き込んでいます。これは結構時間がかかり小一時間はみた方が良いでしょう。
最後はMicroServerの内部USBコネクタに差し込んでPlug&Prayです。