Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

母の状態

土曜日、19日。母の予約診察の日。快晴。診察の後、午後は墓参り予定。
金曜日昼間と土曜日朝9時に診察の連絡を入れておいた。正月明けて週末ごとに会っているが、情緒不安定なところを感じていたので用心のため。以前診察に一人で勝手に行ってしまい、探し回った経緯がある。
病院には予約の10分前到着。待合室は一組の老婦人とその家族のみ。しかしその後急に混みだした。
医師とはひと月ぶりだが、3ヶ月毎ぐらいに認知症のテスト(長谷川式認知症スケールというらしい)を行うことになっており、近況を聞いた後早速テストになった。実は病院に送って行く車の中で予行演習をしていた。といっても今日の日付や現在の総理大臣の名前などニュースに関わることを聞いてある程度緊張感をほぐす目的もある。
然しながら成果があったのは日付ぐらいで、簡単な暗記問題は相変わらず回答が出来なかったり、間違っていたりする。18点だった。20点以下で認知症の疑いありと云うことでやはり微妙な点数であり、前回と同様だった。
処方は今までと変わらないレメニールを1ヶ月分。次回は1ヶ月後受診となった。
母には一旦退席して待合室に行ってもらい、医師と二人で状況を話す。正月明けから情緒が不安定で自分を拒否したり、その後に涙ながらに電話で謝ってきたこと。親戚(義理の姉、その義理の娘の話)のことで妄言と思われることをいうこと。等々。しかしそれで周りに迷惑がかかっていないのであればそっとしておいても良いのではないかという。薬で対応出来なくもないが副作用でうつ状態になる可能性もあるという。またこのように母を除いて医師と話すのも疑心暗鬼に成りかねないということで連絡帳などを用意して別の機会にしてはと提案された。丁度CFでもやっているが製薬会社で連絡帳を配布しており、取り寄せているところだという。
病院を後にして、少し近くの百均でノート、日用品、犬猫の糞被害対策を買い込み、クルマで自宅に向かう。午後墓参りと昼食を食べるためだ。
墓参りは丁度この日の前日が弟の誕生日であり、母は行きたくて仕方なかったようだがこの寒さ、雪が未だ残っている状況で一緒に行くよう説得していた。
父、弟の墓と義母の墓の二か所を回る。未だ雪が残っているかとも思ったのだが墓周りは意外に綺麗に除雪され雪は道端に残っているのみだった。
帰路、義父宅に寄る。カメラの保存の仕方が知りたいと云うことで午前中に電話で問合せが来ていたのだった。今年初めて母と義父が会うことになった。こう突発的なことでも無いと母は余り人に会いたがらない傾向が強い。
義父は元気そうだった。肝心の要件はカメラと云ってもビデオカメラでHDムービーをDVDに編集したいと云うことだった。その場では直ぐに終わりなさそうだったので一旦機材とパソコンを預かり自宅で試して作業することにした。しかし期限は23日というので実質日曜には回答しなければならないことになり、この夜しかなかった。
義父宅を後にして遅い昼食は回転寿司。母は意外にも良く食べたので一安心。一旦自宅に寄って洗濯物を取り込んで食料品の買い出し。母を家まで送って帰宅。
その後すっかり陽は落ちてしまったがジョギング、10km強。神社に合格祈願をしつつ走る。
日曜、20日。快晴。
朝11時、義父宅へ。DVDへの書き込みは何とかできた。何故か元のムービーがシネマモードの秒24コマになっていたが、取り敢えず普通のDVDにしておいた。父の所望には合っていたようで感謝され御駄賃を頂く。
午後2時過ぎジョギング。江ノ島迄行きたかったが鵠沼海岸でいつも通り折り返し、稲荷に合格祈願しつつ帰宅。
戻ってシャワーを浴びて休憩してから実家へ。前日土曜日にハヤシライスを作ってくれるようお願いしておいたので、それを取りに行く。しかし出て来たのはビーフシチューだった。この日朝にも電話がありお嬢と話してハヤシライスのことを話していたにも関わらず違っていた。恐らくハヤシライスの作り方を忘れてしまったのでビーフシチューで誤魔化したのだろう。それにお嬢は試験中で家にいないと散々言ったのに皆揃って食事をしに来る準備までしていた。やれやれである。シチューは鍋毎自転車で持って帰った。
先々不安なことばかりである。