牛めし
昨晩は帰りが遅くなり、途中で松屋に寄って牛丼(松屋は牛めし)を食べてしまった。以前は良くお世話になったものだが、狂牛病とそれによってアメリカ牛が輸入禁止されて以来ご無沙汰だった。いま使用されているのはオージービーフだそうだ。でもやっぱり以前の方が柔らかくツユが染み込んでいて美味しかった。豚丼(豚めし)が出た当時も食べたがやはり牛めしのほうが美味しかったと記憶している。今のは色々工夫はされているのだろうがやはり硬い。赤身と脂身が分かれ過ぎているのだ。9月末から牛めしは改良されて再登場だそうだがまだまだだった。
帰宅すると「アメリカ牛輸入再開へ目処」のニュースが出ていた。しかし結局アメリカは全頭検査せず、サンプリングでしかも目視検査で押し切ったようだ。
本当にこれでいいのだろうか。
石綿、アスベストで肺気腫等を発症するまでに比べれば時間は短いが狂牛病が発症するまで数年を要する。その日が来たとき、この決定をどう感じるだろうか。
はじめに書いたようにやはり牛めしはアメリカ牛が美味しい。値段も下げられそうだ。でも牛丼を食べるのに「自己責任で選んでから」食べるようなのは嫌だ。恐らく輸入再開時には、当時の武部農相がやったように、アメリカ牛のステーキを満面の笑みで平らげるセンセーたちを観ることだろう。誰がなにをしたか覚えておきたい。