Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

ワールドカップ雑感1

あぁ、はじまってしまった、というのが第一印象。ある種始まるまでが一番楽しいというのは本当だ。想像することで無限のシーンを思い浮かべられる。
以下、簡単に記憶用にメモ。

  • 開幕セレモニー

ピッチにかけられたシートを動かす演出は、はじめ何をしているのか分らず驚いた。外国の女の子はああいったシーンに映える。演出は華美に走らず、素朴で良かったとおもう。ドイツ地元のラップや歌手は、やはりドイツ国民自身はこそばゆい感じでいるんだろうか。2002での日韓歌手の競演はちょっと恥ずかしかったので。

従来は(というかここ数回)は前回優勝国が開幕戦を戦ったが、今回からは優勝国に予選免除がなくなった影響か開催国が緒戦に登場することになった?レーマンは憑き物が落ちたか、アーセナルのDFとセットじゃないと駄目なのか。どのみちドイツ代表DFとは比べるべくもない、というところ。ラームの大会初得点シュート、Jリーグ開幕戦のマイヤー(オランダ)を思い出す軌跡。フリンクスは前半から狙っていた成果が出たな。凄い。取りあえず大会を盛り上げるに相応しい緒戦ではあったが、ドイツ代表守備のもろさは如何ともし難い。ベスト8止まりと予想。

どうしても審判がきになってしまう。前半ポーランドのシュートのオフサイド判定は微妙ではないか。あれがオフサイドならエクアドルの2点目(シュートの前の横パスではなくその前のスルーパス)もオフサイドでないかと思う。副審は前半が日本人で後半は韓国人で体幹の見方が違うのか?上川主審の評判は良かったようなので次回に期待。

トップがでかいのでロングボール主体のサッカーであったが、ルーニー復帰後バリエーションは増えて良いのではないだろか。近年のしっかり中盤を繋ぐことに加えて慣れ親しんだ攻撃もしっかりしておくのはいい。急な暑さに戸惑いはあるようだが、上手くコンディション調整して決勝へ行って欲しい。

予想外に面白く感動した。解説の木村和司氏も言っていたが素晴らしい采配と、それを忠実にこなす選手に拍手。欧州勢にとっては準備段階での気候とのギャップは大きなハンデで寧ろそれ以外の地域国に有利という皮肉な状況だが、それにしてもスウェーデンと引き分けたのは立派だ。スウェーデンはなまじ攻撃のタレントが豊富なだけに慣れない責め疲れをしてしまったのか。気温も影響してだろうがミスが多すぎ。

未見。今回リケルメの顔ぐらい(マスコミ的には)地味なアルゼンチン。実は良い線行くのかもしれない。でもベロンがいないから応援はしない、だろう。

ヨーロッパ勢同志の対決でそれなりに楽しんだ。ロッベンはあれでいいんだろうか?自己中すぎないのか?いつも内紛で空中分解するオランダ、ああいうプレイは皆許すんだろうか。ファン・ニステルローイはいつか仕事するんだろうか?ってぐらい存在感が希薄。頑張れ。

  • メキシコvsイラン

何だかんだで親しみある両国。とくにイランには同じアジア地域の好敵手として、また現在の国際的に苦しい立場で応援したくなる。一方メキシコは良い一つの方向性として好きなサッカー。後半こそ自力の差というかねじ伏せられてしまったが、前半は本当に良い試合だったし、楽しかった。お互いの良い点を消し合うのではなく、持っているものをぶつけあう試合は楽しい。