Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

無用心過ぎやしないか

先日あるブログで、KO大学のミスコン出場者の辞退を報じていた。特にそのブログにはその事実以外何も書かれていなかったので、何でそんなことにコメントしてあるのか不思議だったがその理由がやっと分った。

汚れた慶應ミスコン 「AV」、カンニング疑惑 : J-CASTニュース

うーんAV出演か。本人自ら辞退したのか、させられたのか定かではないが致し方ないだろう。無論その「疑惑」への反論、釈明の機会が与えられべきとは思うが、黒子など身体的特徴(裸商売なので色々あろう)、留学情報などの一致から確度は高い状況だ。
こういった指摘が真っ赤な嘘、人違いも甚だしいということであれば、それは法的な対処が必要だし人権の回復を主催者側も支援をしなければならないだろう。しかし一方本当だった場合、どうなるのだろうか。人権侵害だという声もあるがそうなのかな。AV出演の経緯は全く分らない。分るのは学費として他大学より(偏差値のみならず)高めのKO大学、そのなかでも高めの学部(ぼくも週末利用する)に在籍し、留学もしている。自宅は大学から遠い渋谷ということから、少なくとも今は恵まれた経済状況と思える。特に騙されて出演したわけでもないようだ。一方ミスコン出場自体は自薦ではなく他薦、それも主催者側から促されてということ、友人経由でのお願いを無碍に出来なくて、と言うことらしい。主催者側が彼女の出演歴を知っていたとは思えない(知っていて後々騒ぎになることも込み込みだとまで打算的とは思いたくない)が、彼女は自分のしょったリスクをどれほど自覚してたんだろう。AV出演の是非はここでは問うまい。天職と思える人もいるだろうし、道徳に則った職業だけが存在しているわけではない。しかしこれが今時点の社会のなかでどういった位置を占めていて、そのことが及ぼす影響がどんなものか自覚しておかなければならないだろう。親、友人が知っていたとは思えないし、知っていてもそれが公表されてしまうことは良いとは思わないだろう。彼女がAVのなかでどれほどの位置を占めていたのかはわからないが、昨今ほんの一枚の写真から住所や名前を探り出すことは容易なこと。それを現役?でこういった公然の前に出てはこういった事態を招いたのも自らに原因があったと言わざるを得ない。
今回のミスコンはこのj-castの記事にもある通り叩けば色々と出てくるようだ。主催者はいろいろ仕込みに入念なようだったが、ここまで盛り上がるとは望外だったろう。