Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

定食屋にて

昼の一時をまわり、そろそろ客も減りだした。サバの塩焼き定食は人気なのだがこの日は売り切れ。
「おばちゃん、生姜焼き定食、ひとつ」
「あら〜、残念なくなっちゃったのよ、さば」
「え、あぁ、生姜焼きひとつ頂戴」
「御免ねぇ、もうおしまいよ、さば。」
厨房から、オヤジさんの声。
「さばじゃねぇよ。生姜は未だあるよ」
「あら、あるの。じゃさば定、ひとつね」
「…。生姜なんだけど。」
はたしてオヤジさんの機転?によって生姜焼き定食が運ばれたのだった。
このお店、多め亭@時効警察並に大盛で繁盛しているのだ。しかし色々エピソードには事欠かない。今日も食事中突如停電(ブレーカーが落ちた)、地下一階にあるので真っ暗のなかでフライを揚げるオヤジさん、見事な手さばきであった。