Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

通勤電車

朝から思いっきり疲れた。運良く、要領よく席を確保できたのだが、後から横に座ったオヤジがぐいぐいと場所を確保しにくる。もっともぼくが座った当初は小柄なおばさんで、それでも腕、肩、足が接触するくらいの幅しかなかった。その原因はその隣の兄ちゃんである。あっと、贔屓目ではない(と自負している)が自分は足は閉じているしカバンは腿の上に置き、両腕で上から抱えるようにして肩幅も狭めるのが習慣になっている。ところがこの兄ちゃんはただでさえファットな(有り体に言えばデブ)のに、加えて太股全開、90度以上は開いてそうな幅取り野郎なのだ。だからか、大抵は彼の横は空いていることが多い。周りも風体からかあまり近づかない。しかしラッシュアワーでは空いているなら座るのが鉄則でもないにしても、座りたい。オヤジはその野郎とぼくの間に無理無理座り込んできた。当初野郎とオヤジで押し合いがあり、シメシメと思っていたが結局オヤジは諦めたらしい。どう見てもガタイが違う。圧力が違う。となると今度はこちら側に押し寄せてくる。
かくしてぼくとオヤジの静かなる押し合いが始まった。車内は冷房は効いてはいるがそんなのどこ吹く風。お互い!タオルで汗をフキフキ微妙な体勢のまま押し合いが20分ほども続いたのだった。
結局足の位置は若干動いたものの痛めている腰は動かず、しかし背中は張りまくって朝から疲れたことこの上なし。