Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

架線切断

朝8時前から電車は大混乱だったらしい。
ぼくの利用する東海道は混雑が川崎-品川間で酷かったものの*1、それほど普段からかけ離れた状態にはならなかった。放送では京浜東北線で事故ということだったが実際は宇都宮線高崎線での事故だという。
http://www.asahi.com/national/update/0622/TKY200706220130.html
この雨の中、線路を歩いて駅まで戻ったというのだからとんでもない金曜日の始まりになったわけだ。
さいたま市側の事故が、その路線の関係で神奈川県内の湘南新宿ライン東海道線まで影響してしまう。毎度ながら困ったもんだ。
偶然だが昨晩寝る前に以前遭遇した最悪の電車遅延を思い出した。それはまだ今の職場に来る前なので7、8年いや10年近く前になろうか。1月の雪のことだ。この年は正月明けから雪が多く、週一回は翌日まで残る雪が降っていた。成人式の週だったと思う。注意報は出ていたが結局仕事場を出たのは9時半。8時ごろ社内の放送で早めに帰宅するようアナウンスがあったが無視していた。会社を出た時点で足元が緩くなり、10cm以上積もっていたので駅まで行かずバスにしようかと考えた。思えばまだバスで手を打っておけば良かった。バスにはかなりの列が出来ていた。しかし道路の交通量はまだあり、のろのろではあったが動いていた。列は長く雪は止む気配は全く無い。これではバスは乗れても次の次になりそうということで駅に行くことにした。これが運命の分かれ道。
8時台には電車は止まっていたようだが10時過ぎには一部区間でピストン運行していた。小田原と横浜どちらかを目指すことが出来たが、横浜のほうが乗客も多く早く動くだろうと予想し相鉄線を選択。相鉄線自体は雪の影響は殆ど無く若干徐行をしているかな、程度。相鉄線は走って乗換えをする乗客のため改札口を開放するなど柔軟な対応で好印象。雪に強いのも意外だった。
横浜に着いて驚いた、電車が全く動いていない。暫く西口近くの居酒屋で飲んでいたが1時近くになってもまだ駄目。駅には路頭に迷う人々。すると構内放送でタクシーチケット配布の報が。殺到する老若男女、人人人。タクシーは東口側での配布だが多くのタクシーは西口側に来ている。このため地下通路を走り回る、回る。しかし空はまだ雪。一台出たタクシーが戻ってくるのにいったい何時間かかるのか。また長蛇の列。この時点で午前1時半ごろ。完全に乗り合いになるのでいたるところでどこまで行くか相談が始まっていた。この列は建物の外にありだいぶ小降りになったとはいえ、雪の中でアルコールもすっかり冷めて躯の芯まで冷え込んでいた。

*1:とはいえ車中に押されて悲鳴を上げる女性も居たが