Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

料金プラン改定

発売1ヶ月を待たずにソフトバンクiPhone専用のデータ通信料が定額から少しだけ従量課金へシフトした。
http://www.asahi.com/digital/bcnnews/BCN200808060009.html

今回、「パケット定額フル」の料金を利用パケット数に応じて変動する2段階定額制に改定。改定後の最低月額料金は1695円、2万175パケットを超えると従量制となり、7万1250パケットを超えた場合の月額料金は5985円。

売り方としては上手いね。iPhoneという携帯電話というより情報携帯端末の性質上この程度のデータ転送量範囲で従量課金してもらっても、その恩恵に預かるユーザはほんの一握りだと思う。しかしイメージとしては

この改定により、これまで「ホワイトプラン(i)」、「パケット定額フル」、「S!ベーシックパック(i)」を合わせた月額料金が一律7280円だったiPhone 3Gを最低2990円で利用することができる。

上手くすれば3000円切るんじゃん!という妄想を抱かせるからだ。
実際はソフトバンクのインフラに対する負荷を少しでも減らそうということで捻り出した対応策だろう。代わりにWi-Fiを使って下さいな、そうすれば支払いも抑えられるしネットサーフィンもサクサク行けますよ、ということだ。もっともファッション、祭に参加したくってiPhoneの購入をしてしまった人には朗報には違いないけど。
この点で先日auが発表したデータ転送ヘビーユーザに制限をかけるという、下り坂にさしかかっているのになんて時期の悪いことするかな、な施策と好対照と思うのだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080730-00000008-rbb-sci

KDDIによれば、前々月の利用パケットが300万パケットを超えたユーザーについて通信速度を制御するという。対象となるユーザーは、接続が切れることはないが、速度が遅くなる可能性がある。この帯域制御は、事前にホームページで告知をし、5月26日から6月30日の間に同様な措置を実験的に行った。その結果およそ40%の速度向上が確認できたため、本格的に導入することになった。制限の対象となるのは、EZwebのサービスのみでメールなどのサービスは含まれない。実施は2008年10月1日からで、制限される時間帯は21時〜翌日午前1時まで。

au、ちょっとまずいんじゃないか?既に多くのISPでも帯域制限はかけているとはいえ、この時期に発表することは無いんじゃないか。なんか融通の利かないキャリアだな、設備投資渋ってんのかとネガティヴな印象になってしまうと思うんだけど。