Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

やはりauは追い詰められている

先日の帯域制限の話といい、au専業?だったカシオ計算機製の端末をソフトバンクにも出すという、auにとって宜しくない状況についてケータイ業界の裏側が解説されている。
神尾寿の時事日想・特別編:ドコモとソフトバンクモバイル重視へ。変化するメーカーの軸足 (1/2) - ITmedia Mobile

また、ドコモ向け端末市場に関して言えば、今年11月から新販売モデル導入後1年目に突入する。新販売モデルは多くのユーザーが2年間の端末利用となるため、1年目の機種変更需要は激減する。一方で、市場シェアの高いドコモの場合、端末需要は新規契約分よりも既存ユーザーの機種変更分の方が圧倒的に多い。そのためドコモの“2年利用契約の1年目”である今年11月から約1年間は、機種変更分の激減からドコモ向け端末市場の総販売数が大きく落ち込むことになる。中長期的に見ればドコモ向け端末市場の重要性は増しているが、メーカーの経営戦略を鑑みれば、“ドコモ向け端末市場を押さえつつ、他キャリアにビジネスの拡大を図る”のは自然な流れだ。

なるほど、短期的に下期の端末出荷台数は大幅な減少が予想される状況にある現在、開発負担はあるとはいえメジャーなW-CDMA方式のソフトバンクに手を出したい状況にあるのだろう。富士通も早晩ソフトバンクから出荷することになるだろうか。