Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

iPhoneユーザ一ヶ月弱

スタパ齋藤さんのiPhoneへの印象にぼくも近い。
スタパ齋藤の「週刊スタパトロニクスmobile」 iPhone 3G サイコー!!

 ひとつは、パソコンの起動回数が減ったこと。仕事中はいつもパソコン起動しっぱなしの俺ですけど、それ以外は電源オフ。なので、「う、あのWebページを読み忘れた」とか「詳細な天気を知ってゆきたい!!」とか「ちょっとネットで調べ物を」といった時、パソコンを起動して情報を得ていた。

が、iPhone 3Gを使い始めてから、そーゆー細々したネット利用は全部iPhone 3Gで済ませるようになった。上記のコトは今時的なケータイでもデキる。スマートフォンでも可能。なんだが、画面の大きさや表示の拡大・縮小をはじめとする視認性・操作感や、ポータビリティ、それから手っ取り早さにおいて、拙者においてはiPhone 3Gがいちばん便利だと感じられる。

そうなんだな、Webブラウズ、メール“閲覧”に関してはiPhoneのほうが遥に手軽でらくちんで快適だったりするのだ。確かにiPhoneでメール“作成、返信”は正直億劫に感じるし、コピペがOSレベルでサポートされるまでは「受け取りました、了解ですぅ」程度の返信しかしないように思う。日本語入力自体は頑張ってると思うし、単文節変換を徹底させれば激遅にはなり難い(^^;)のだが、やはり不恰好でもハードウエアキーが恋しくなってしまう。その意味でもAppleにはBluetoothキーボードの早期サポートをお願いしたいところ。
開発(というかSQA)に関してもスタパ齊藤さんの指摘は同意だ。

iPhone 3GにせよAppStoreにせよ、アップルは“環境”を用意してくれて、ユーザーはその環境を利用すると同時に、環境向上に一役買ったりするという構図だ。やがてその環境は、質的にも量的にも向上するシクミである。アプリは増えるわユーザーが寄ってたかってブラッシュアップに加わるわで、ものスゲぇ勢いでその環境が発展するわけですな。

 このシクミ、ユーザー的には、多様性や可能性が右肩上がりで拡大していく、というメリットがある。尻切れトンボ的に終わることもなさそー、という安心感もある。アップル的には、自社製品の付加価値を高めてくれる人が世界中に存在し、まさに現在も自社製品がブラッシュアップされまくり中、という最強に強まったメリットがありまくる。

この点、ユーザは半強制的にiPhoneのSQA要員に加わらせられるっていうことに違和感感じるか、祭に参加してる感を共有できるか、ということで大きく評価が分かれるように思う。この感覚って初めてMacintoshに触ったときと似ている、と良く思うようになった。
iPhoneiTunesが、PC(Macintosh)が無くてはならないものである。これは一般のケータイユーザがスイッチするのを躊躇わせる大きな障害だったりするわけだが、その実iPhoneユーザになったりすると寧ろPC(Macintosh)に触れることが減ってしまうほどに魅力的に感じたりするこの一月だった。
因みにiPhoneのマップでの経路検索は日本では地図情報の不足で未だ出来ないんじゃなかったけ?