Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

柳家小三治師匠

昨晩、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」の100回記念スペシャルで大好きな柳家小三治師匠をお迎えしていました。
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/081014/index.html
ビデオに写る師匠は春にお見かけしたときより若干お痩せしたように感じたのだが、肌のつやは良さそうだったので一安心。住吉アナや茂木先生の、視聴者向けとはいえ無理難題のお願いにもさらりと受け答えつつ「粋ってやつですかねぇ」とコダワリを披露してくれた。
発症して20年になるというリウマチは主食というほど大量の薬を服用しつつ高座に上がる師匠に泪が出そうになった。高座で頻繁に飲んでいたのはお茶ではなく漢方薬だったのですね。免疫力を抑えているため風邪であっても重病になりえるとのことで真夏でも服を着込んでいらした。でもベスト(チョッキ?)が談志師匠のようでおかしかった。
こども時分の写真から弟子入り、真打昇進披露の鋭い目線など貴重な写真を見ることが出来た。
もっともっと長く噺を聞きたい。

「これだけ大勢、不精者が集まったんだから、
 今度みんなで『不精会』というのをやろうじゃないか」
「よしなよ、面倒臭いから」

ビデオ、インタビューともになかなか良くできていた。
これでまたチケットが取り難くなるなと思うと痛し痒し。