Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

景気

昨晩のNHKニュースで今年の景気予想を経済アナリストに聞いていた。今年前半、春ごろから上向き始め本格的な回復については一人は今年末、もう一人は来年末との見通しを語った。お二人とも原油価格の値下がりがGDPを押し上げる力になると語っていた。また今年前半には底打ち感を見込めるという。
本当にそうなんだろうか。
原油の値下がりは確かに実感できる。レギュラーガソリンはリッター当り軽油と殆ど同じで、100円ちょっと。夏までの恐ろしいほどの高騰は一体なんだったのかと思う。
しかし実際の経済は激しく傷ついたままだ。派遣切り、業務委託打ち切りは今後増えるとしか思えない。新年が明け実働二日目になるが“ヒト減らし”の話をいたるところで耳にする。
自分の勘(特段の根拠が無い根も葉もない戯言)としては今年中に底を打てれば良い、せめて来年度中にはわずかでも上昇カーブを描いてくれれば御の字と思う次第だ。今年は残念ながら耐えるしかないと思う。オバマ次期大統領に過度な期待は禁物。仮にグリーンディール政策が旨くいったとしても、米自身の国益優先となるのは確実でそのおこぼれに預かれる可能性は少ないように思う。