Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

スバル アウトバック

土曜日夕方から日曜夕方まで代車でアウトバックに乗ることが出来た。レガシィシリーズ末期、最終型となる2.5L Turboモデルの黒色だ。一日借りることが出来たが実際に乗車できたのは3時間ぐらいか。運転は市内だけで返却する際に海岸線を走ってみた程度で味見するには物足りなかった。
第一印象はまずシート。座面が柔らかい、ふかふかとは云わないが今乗っているB4に比べて柔らかいのだ。これは嫁さんも乗って直ぐに云っていた。ただ、ランバーサポートはしっかりとしていて好印象。固いのではなく腰上を後ろから押してくれる感じ。
この感想は乗り心地でも同様に感じた。タイヤは同じ17インチだが扁平率が55と40のB4より細くなり、フロア高もアウトバックの特徴として少し高くなっている。このため普段乗りなれているB4に比べて左右に振られるような感じがした。B4が固いだけかもしれない。質感は随分と向上した。スイッチ一つ一つの動き、収まりがいい。ハンドルもタッチ、動き共にいい。タイヤハウスが大きくなったの扁平率の違いかハンドルの切り返しが少なくて済むような気がした。感心したのがカーステレオ。スイッチ、エンジンを切ったとき音がプツッと切れるのではなくフェードアウトする。スイッチをオンにしたときもフェードインするようだ。最近のカーステはこうなんだろうか。
ドアを閉めたときの音も良かった。レガシィシリーズは伝統的にドアガラスに枠のないサッシュレスを採用しているがドア開閉時の音、密閉感に欠けることが多かったがそれも随分と良くなったと思う。
肝心のエンジンだが、正直廻すような場面を作ることは出来ず残念。これからも主力となる2.5L Turbo エンジンはアウトバックはトルク重視なのかターボ感は少なく、もりもりとしたパワーを感じるまで廻すことは出来なかった。
ATはカチカチと動きの決まった小気味良いもの。パドルシフトは使えず反応速度も試せなかった。
全体に高級感が出来てきたと感じた。何しろ個々の作りがしっかりしていて良い感じ。ただ、アウトバックにターボモデルはどうかという感じはした。性格上6発が良いと思うのだが、値段、スバルのイメージからするとターボモデルは出さざるを得ないのだろうか。折りしも数日前、チューンこそ違えどインプレッサにもA-Lineと称して2.5L Turbo ATモデルが出ただけに結局同じような構成になってしまうのはどうかと思った。
とはいえアウトバック、良い感じでした。バッテリーを変えて後3年はB4に乗ると思うがその後は検討に値すると思う次第。