Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

柳家小三治独演会

一年ぶりの小三治師匠の独演会。遥々前橋市まで行ってきた。群馬県民会館*1は遠かった。また前橋駅からが遠かった。結構大きな建物で驚く。地方はこういったインフラだ整備されているよね。
午後2時より開演のベルとともにお囃子が聞こえてくる。否応なく期待に胸を膨らませる。
前座はろべえさん。噺は子ほめかと思ったが、違っていた。喜多八師匠にまた似てきたような?噺は牛褒め。
小三治師匠は風邪を引いていて時折咳をしていたが喉の調子は悪く無い。一席目は蒟蒻問答。この時点で、既に開演してから一時間半を越える。休憩の後は枕も程々に羽織を脱ぎ噺に入る。死して尚名を残さんと欲す、と始まり泥棒の名前を上げ出す。転宅だ。声の調子は益々良くなって来て乗ってきた感じだ。
時折咳はあったが良かった、楽しい時間を過ごせた。惜しむらくは席に空きが目立ったこと。当日券も出たようだし群馬では人気無いのかな?聴衆は先日の林家正蔵いっ平兄弟会よりも明らかに年齢層が若い。というより団塊世代の観客が少ないようだった宣伝の浸透が悪かったのだろう。

*1:ベイシア文化ホールというらしい