Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

疲労度測定

昨晩のNHK、「ためしてガッテン」で『世紀の大発見!頑固な疲れの原因「物質F」疲れ対策のウソホント疲労度測定』を観る。この手の健康情報番組ではどうしても紋切り型の決め付け表現になりがちだがさすがに定評ある老舗番組、分からないこと、まだ調査されていないことを無理無理言い切ってしまうことなく正直に不明です、未検証ですと答えていたことに好感を持つ。
以前NHKで同様な疲労物質の解説を観た時はHHV-6(ヒトヘルペスウイルス6)あたりの話まで記憶があった。今回は疲労タンパク質(FF)の測定から疲労回復法まで出てきて興味深かった。
簡単にまとめると以下の通り。

  1. 疲労は疲労と疲労感がある。疲労感はごほうびがあれば低減される。これは疲労状態がマスクされるだけで疲労自体は無くなっているわけではない。
  2. 疲労タンパク質(FF)を下げ、効果が期待できる疲労対策
    • 睡眠、何しろ動かない、横になることが重要。うたたねも効果あり。まとめ寝も効果のある睡眠時間は人によって異なるものの疲労回復効果あり。※体内時計をずらさないように朝は定刻に起き、夜を早い時刻から寝ること。
  3. 疲労タンパク質(FF)を下げ、疲労回復効果がある食品
    • とりのむね肉(加熱調理OK・1日50gを2週間摂ると疲労回復効果が出る)。渡り鳥の研究から翼の付け根に多く含まれるイミダゾールジペプチドが疲労タンパク質(FF)を下げることがわかってきた。
    • クエン酸。レモン2個分/日を摂ると疲労回復効果が出る。
  4. 現在疲労たんぱく質(FF)を測定するには血液検査しかないが、リトマス試験紙のように唾液を使ってHHV-6を測定する検査方法を開発している。

疲労と疲労感の違いというのは非常に納得するところ。自分ももっと自らにブレーキをかけられるようにならないと。