Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

不思議な光景


昨日自転車で湘南平に上った(しかし自転車で自走は早々に諦め押して登りきる)のだが、そこの展望台で不思議な光景に出くわした。自転車は頂上の駐車場の隅に置き、この日は背中にカメラバッグをしょっていたので汗をかいていたこともあり、カメラを下ろして一息入れた。その際、前の黒いワゴンから同じように荷を下ろす人がいた。手にはごつ目の三脚を2本持っていたので風景撮影かと思った。後になって思えばこのとき薄い明るめのキャスター付きバッグが横にあったのだった。
いつも通りテレビ塔に向かうも、このテレビ塔は殆ど全面が金網に囲まれていてカメラ撮影はなかなか難しいことに今更ながら気がつく。まだこの時間はほかにも観光客がいて子供たちが展望台を走りまわったり、カップルが双眼鏡を覗いていたりした。このため売店の入った展望台に移動する。先ほど駐車場で会ったカメラマンはすでに屋上にいるようだったがぼくが階段を上っていくと物足りなげに降りてその下の階でうろうろしていた。ぼくとしては少しでも高いところから撮影したいと思ったので展望台屋上に移動した。あいにく日没に近くまた雲も厚く張り出していて風景撮影には不向きな空模様。富士山は見えないものの神奈川西部、中部までは見渡せるのでそれを撮影し、次回は天候のいい日に改めて来ようと決め、撮影は一旦終了、階段を降りかけたのだが、そこで意外な光景に出くわした。先ほどのカメラマン、箱根を背景に撮影をしていたのだが、そのカメラの三脚の前にもうひとつ三脚を使ってステージ?を作っていた。そのステージには7、80cmはあるフィギュアが座っていた。エメラルドブルーらしき色の髪の毛をしていたのでアニメのキャラクタ
ーだと思うが何かは分からない。カメラマンはまだアイテムの準備をしているのかキャスターバッグをゴソゴソとしていじっていた。しかしこれで所在無げに展望台屋上から降りて来た理由が分かった。その際周りには“まだ”子供やカップルが居たので舞台のセッティングが出来なかったということなんだろう。ぼくとしては驚きの展開に唖然としてしまった。まぁ自分もガンダムのプラモで砂場をジオラマに見立てて作って遊んでいたことはあるんだけど……。観てはいけないものを観てしまったようでひとりドキドキしてしまった。