Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

armelでパッチが当たらない?

家サーバ、玄箱debian etch)にnetatalk version2.0.3をCJKパッチ当てて使用している。
PowerPCベースの玄箱では何の問題もなく

snufkin@kuro-box:~/tmp/netatalk-2.0.3$ dpkg-buildpackage -rfakeroot

でパッチの当たったパッケージが出来上がるわけなのだが、玄箱の親戚?、LS-GL(HS-DHGL)では上手くいかない。玄箱と同様のことをしているのだが、パッチが当たっていない、ということに最近気が付いた。afpdで扱う文字コードMAC_JAPANESEに設定できるようにするCJKパッチなのだが、これを指定することエラーで接続が出来なくなっていた。まったく同じやり方のはずなんだけどなぁ。
LS-GLはARMベースのNASで、現在は以下の通りdebian lennyの環境だ。

snufkin@LS-GL:~/tmp$ uname -a
Linux LS-GL 2.6.29.1 #1 PREEMPT Mon Apr 6 22:33:31 CDT 2009 armv5tel GNU/Linux
snufkin@LS-GL:~/tmp$

netatalkのCJKパッチ、 netatalk-2.0.3-cjk-6.patch.gzは下記から頂いたもの。感謝。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/hat/netatalk/2.0.3.cjk.html
パッケージの作成は下記を参考にさせていただいた。
Debian lennyでnetatalkつかってOSXとファイル共有 - UDONCHAN
armelでコンパイル、パッケージを作ると何やらパッチすべてが適用されていないようなのだ。玄箱で同様のことを実行し、パッケージを作成するとパッチのディレクトリ、
~/tmp/netatalk-2.0.3/debian/patches$

... sniff ...
206_fix_cnid_maint_paths.diff
206_fix_cnid_maint_paths.diff.level-0.log
206_fix_cnid_maint_paths.diff.level-1.log
207_afile_namespace_conflict.diff
207_afile_namespace_conflict.diff.level-0.log
207_afile_namespace_conflict.diff.level-1.log
213_CVE-2008-5718.patch
213_CVE-2008-5718.patch.level-1.log
999-netatalk-2.0.3-cjk-6.diff
999-netatalk-2.0.3-cjk-6.diff.level-1.log

このようにログ(.logファイル)が残るはずだが、armel上ではそれらログファイルがない。ということはパッチ自体が当たっていないと考えるべきか。