Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

覆水盆に返らず

昨晩寝ながらニュースを観ていて、日本代表岡田監督の冗談発言にどっちらけした。iPhoneからはてなにブログ更新をしたはずだったがバッテリー切れか届いていない。
インタビューで岡田監督は努めて明るく振る舞い試合後の記者会見での進退伺発言を冗談と訂正した。選手たちにも同様に説明をしたようで日本での最後の練習後のインタビューでも岡崎、長友、大久保らが追認した。
TBSでは犬飼会長へのインタビューで発言の意図は辞任ではなく、犬飼会長への批判の心配だったと答える。
大人の事情、なのだろう。この時期になっての迷走は表面上であっても監督交代は難しい。それがわかった上での試合後の発言なのであるから、自暴自棄、乱心だったのかもしれない。しかし事態を収束させるため冗談としてしまうのは納得し難い。特にそのさえない収拾方法に選手も巻き込んでしまったことは許し難い。
こんなことで戦えるのだろうか。
チームの状態はおそらく最低、底だろう。韓国戦はそこそこ上手な選手が一緒にチームで試合した、程度で個々の意思疎通は希薄だった。連動性といってもいい。グループとしてのブロック、ボール奪取が出来ていなかった。コンディションが悪い状態(合宿での疲労蓄積、怪我)はあろうとも局面局面ではグループとして機能しなければ勝てるわけがない。これからの短い期間では、改めてグループとしてのハードワークを行うための信頼関係を構築していかなくてはならない。只この作業の主導はもう岡田監督には出来ないだろう。大木、大熊、加藤コーチ陣が担わざるを得ないがそれも難しい。とすれば選手自らが立ち上がりその作業をしなければならない時期になったと思う。
そのためのイニシアチブをとれるのはこのチームでは長谷部誠だと確信する。