Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

iPad2とジョブス登壇の驚き

日本時間午前3時と早朝にAppleiPadの新製品、iPad2が発表になった。想定範囲内のアップデートだったが、まさに正常進化している印象。iPadを昨秋購入した友人は地団駄を踏んでいるだろう。
ただ、年内ともいわれるiPad3はまず間違いなく液晶画面が高画質化される。iPhone4のRetina相当の画質(326pixels per inch)を用意してくるだろう。思えば初代iPadはギリギリまでカメラが仕様に入っていて、サードパーティのケースなどにはその痕跡が残っていた。こういった市場動向を見つつ、機能を小出しに絞り込みモデルチェンジするのは日本企業の専売特許だったはずだがそれももう昔話。すっかりお株を奪われた感じ。でもそれだけだと余りに鼻につくので意外性も欲しいところ。
しかしこの日最も驚きだったのはスティーヴ・ジョブス自身による登壇だった。なんでも30分以上もプレゼンテーションしていたようだ。画像からもかなり痩せた印象は拭えないが、自身の健在ぶりをアピールしたかったんだろうし、そうすることで自身も勇気を得ていたのではないだろうか。今回は残念ながら恒例の“One more thing”はなかったようだが、これは紛れなく自分自身の登壇にとってかわっていた。
今後後どれくらい彼をみることが出来るだろうと考えてしまうのは、家族に患者を抱えるもの故か。いかんいかん。