Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

家電、かでん、カデン。そしてインク交換

もう10年も前になろうか。わが社の経理系だったか企画系だったかの役員が語ったこと。白物家電に未来は無い、と。毎年毎年変わり映えしない製品を作り続けるだけだ、価格は下がり利益は出ないのだと。見事にその“予言”は外れた。
この10日ほど洗濯機の調子が悪くなった。まず風呂水が吸えなくなった。洗濯用に風呂桶からホースを伸ばして洗濯機で吸い上げているのだがポンプの回転音がしない。そして排水管から若干だが水があふれてしまう。洗濯機は排水溝とともにトレイに乗っていてそこからあふれ出すことは無いのだが、いつトレイを溢れださないとも限らない。ホースのごみ取り、排水管掃除はしたものの、洗濯機が調子が悪いのは明らか。最近脱水も甘くなっているという。調べると洗濯機の製造は2004年、既に8年ということだ。この間ほぼ毎日洗濯機は回り続けた。よく動いた方だろう。
一方長持ちと言えば我が家の電子レンジ。小型でターンテーブルのあるオーブン付きのものは結婚前嫁さんの実家で使っていたもので、30年近くも動き続けている。しかし最近はオーブン機能で余熱時間がかかったり、小さなものしか入らないなど不満が出て来た。特に先日のバレンタインでのお菓子作りでは一段しか使えないため不満が出て来た。
ということで洗濯機と電子レンジを購入決定。早速週末にヤマダ電機にいってみた。事前にカタログを東芝、シャープ、日立、パナソニックと入手して下調べして出かける。
全自動洗濯機のみターゲット。ななめドラムは始めから眼中にない。場所を取るのと洗濯量も少なく、洗濯機に20万弱もかけられないのが本音。
カタログはあるものの東芝の洗濯機が殆ど無い。聞くとタイの洪水の影響だそうだ。電子レンジも一部部品調達を変えて同じモデルが端文字を変えて販売しているという。他のメーカーも部品調達では影響があるらしいが切り替えが出来たとのこと。そういえばクルマのタイヤもタイの洪水の影響で全体に品不足だったな。
モデル選定は始めは静かさだった。夜遅く洗濯機を回さざるを得ないことが多く、少しでも静かであることで現使用の東芝の洗濯機を選んだ。聞くと一番静かなのはパナソニックとのこと。洗濯槽の蓋は無論、ボディのスチールも防音されているらしい。比シャープは得意のプラズマクラスターでイオン発生器が目立つ。ただ蓋やハンガーなど細かな部分で壊れやすそうな印象があった。日立は洗濯槽の掃除が出来るのがウリらしい。確かに洗濯槽は石鹸で結構汚れる。嫁さんはその汚れがかびてしまうのが凄く気になるらしい。排水パイプにもびっしりとぬるぬるとしたかびがあった。日立は洗濯槽を水で洗い流す機能があるそうだ。そういえばエアコンも内部はステンレスでかびないを売りにしていた。
最終的にパナソニックと日立で嫁さんは迷ったのだが、汚れ落ちが良いとのことと洗濯槽の掃除のポイントで日立に決定。
次に電子レンジ。こちらもシャープ、ヘルシオを筆頭にパナソニック東芝、日立で見比べ、聞き比べ。シャープは云うまでも無く高温蒸気での加熱がウリ。しかし欠点として時間がかかる。パナソニックはその点時短を売りに高温蒸気調理とオーブンのバランスがウリ。東芝はオーブン機能がウリでABCクッキング教室で推奨されているとのこと。余熱時間が短く庫内もスクエアでなくドーム状がウリ。高温蒸気機能が一番弱いか。日立は庫内の広さ、オーブン機能も良く、高温蒸気もまずまず。唯一庫内の取り外しが可能で丸洗い出来、掃除し易いこと。只欠点は備品が多く、それを通常保管する場所が面倒そうだ。それと重さセンサーなるものを唯一使っているのだがこれも若干不安か。最終的には嫁さんのトレイが洗えるのが気に入ったという判断でこちらも日立のヘルシーシェフになった。
土曜日はそんなこんなで家電売り場に3時間近くも居続け陽はとっぷりと暮れてしまった。
日曜は昼からレンジだけを引き取りに行き、その帰りに義父宅へ。プリンターのインク補充が出来ないようなので様子を見に行く。2台のキヤノンのプリンターなのだが、みると型番を間違えていた。2台のプリンターはPIXUSだが一台がi5000、もう一台がMG5130と少し似ている?が全くインクカートリッジは形状が違う。そこを別々のモデルのインクカートリッジを入れようとして駄目だったらしい。交互に入れてみれば良いものなのだが、こういったことは世の中そこらじゅうで起きていて、故障扱いになったりしてるんだろうな。