Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

踏切事故

地元茅ヶ崎で昨晩踏切事故が発生した。
茅ヶ崎は元来踏切が多い。一部隧道化されたものもあるが多くは昔ながらの踏切がそのまま残っている。元々は農道があったところに東海道線と相模線が通った為と思われる。畑は線路南側、自宅は北側という農家が多いのもそのためだろう。根本的には大地主が少なく土地所有者が多岐に渡るということもそれに拍車をかけたものと思う。そしてクルマの通れない小さな踏切も多い。歩行者、自転車、それにバイク専用の踏切。今回の事故は今のところ情報が錯そうしていて正確なところは分からないが一部だとクルマの通れない踏切とのこと。確かにそういう踏切は多い。ただそこにはステンレスの支柱が立っていて入れないはずなんだが…。たとえクルマが通れる踏切でも相互通行、車両一台分しか幅の無い踏切も多い。以前は観光バスやトラックが道を間違えて脱輪して事故になったこともあった。恐らく今回の事故もこのような幅の狭い踏切で脱輪したのではないかと想像する。こういったところは既に周りはぎっしりと住宅街になっているので線路に続く道も狭い。まっすぐな道も余り無く昔の農道を思わせるものばかり。事故が起きても重機を運び入れるのが難しいため、これほど時間がかかったのではないかな。
それにしても今回の事故の場合、最寄りの茅ヶ崎駅を上り車両が停車しないという状況になってしまった。自分はこんなこと初めてだ。東海道線を止めない為の苦肉の策だろうが、茅ヶ崎駅利用者にとってはとんだ罰ゲーム状態。折しも駅ビルは大規模改修の始ったばかりで只でさえ通路が狭くなっているところに来てこの上り車両通過と云う俄かに信じ難い状況。全く止まっていれば相模線や、藤沢に出て小田急線とか違うことも考えるだろうが(といってもやはりどちらも影響は大だった)、なまじ東海道線が動いているものだから、平塚駅まで下るよう誘導され混乱を拡大してしまった。平塚駅まで下ったものの降りられず!大磯、二宮迄行った者もいたようだ。いっそ辻堂か藤沢までのピストン運行にしてくれたら良かったのではないだろうか。そうであれば諦めも付くと云うもの。コンコースはおろか駅の階段手前、バスターミナル周辺を囲むように待ちくたびれることも無かったろうにと思う。
尤も自分は6時のニュースで概要は知っていたので7時に駅周辺の惨状を確認した後一旦帰宅し、様子をみて落ち着いてきてから改めて駅に向かったので混雑はしたものの、12時間以上停車した事故車両をみてから平塚駅に行き、そこから上りに乗り換えた。それでもいつも以上に混んではいたけれど。
踏切事故とは直接関係はないが、いい加減ホームの幅を増設しないともうもたないと思う。乗降客数に全く合っていないのだ。