Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

通勤途上災害

生まれてこのかた初めて労災の申請をした。
通勤災害である。
仕事場の最寄り駅で朝、階段で降りている最中後ろから押されて脚を滑らせた。右脚が階段を踏み外し(2段ほどか)、咄嗟に左脚を前に踏み出そうとしたが、運悪くつま先の長めな革靴を履いていて左脚はつま先を階段に引っかけてしまいそのまま左膝で階段に強打してしまった。幸いにも脛にはぶつからなかった。階段の縁に脛をぶつけていたら骨折もあったろう。しかし左膝もかなりの痛み。その場は取り繕って何事も無かったかのように激痛に耐えながら仕事場に向かった。
痛みは不思議とそれほど長続きしなかった。もっとジンジンと痛み続けるかと思いきや動かず座っているとそれほど気にならない。しかし触るとある部分に触れるだけで今でも激痛がする。膝の皿の下側である。仕事場の保健室に行き、湿布を貼ってもらい念のためレントゲン撮影をしておいた方が良いと云うアドバイスを受け夕方整形外科を受診。労災であることを告げてレントゲン撮影をした。結果骨に異常は見られないという。只膝部分は他の骨と重なって撮影される為、ひびは見逃す可能性が有る。厳密にはMRIでの診断が必要とのこと。腫れの状態からして大丈夫でしょうと云うことで貼り薬で様子をみることとなった。
労災申請となるため、病院、薬局(貼り薬)は会計では10割負担。また病院では医療点数の算定値が通常の保険適用と違うとのことで一時的にその差額を5000円分先に払っておくことになっていると説明を受ける。この5000円は労災申請が受理され費用が返却された場合に戻ってくるらしい。
さて急ぎ通勤災害申請書を作成し提出したのでひと息ついたが、膝の方は初日から進展なし。全体的には痛みは殆どないのだが、ごく一部に触れると激痛が走る。目から星が出るような感じである。うつぶせの状態から起き上がる時等要注意だ。また電車内でも座っていると膝が前方に突き出しているのでカバンでも触れようものなら悲鳴が出てしまいそうになる。ごくごく小さなひびが入っている予感。