介護セミナー
11/26は介護セミナーに参加した。午前中は座学で介護を受けないようにするための基礎知識の説明。正直言ってセミナーの意図を誤解していたと思った。参加目的は自分が介護を受けないようにするにはではなく、自分が介護をしなくてはならないときのための予備知識を求めていたからだ。しかしストレッチ方法など決して運動後のケアとしてではなく、自らを守るために日常的に行おうというのはためになった。
午後は一転高齢者の体験と車椅子の使い方の実演指導。
高齢者の体験では上半身のベストに5kgの重り、両手両足に1kgの重り、両肘、両膝に関節を曲げにくくするサポーター、緑内障、白内障を再現する眼鏡、綿で出来た耳栓に軍手を装着し杖をついて歩行実習。
途中、小銭を拾う、バスカードを拾うなど障害物競走のよう。プリペード式カードは殆どが薄いぺらぺらのものだがこれを使い難い人は多いのだ。
車椅子の使い方では車椅子に乗る場合、車椅子を押してもらう場合に分け体験、実演した。
特に車椅子を持ち上げて階段の上り下りは非常に難しく最近頻繁に駅でエスカレータ、エレベータ工事があり迷惑に感じたが必要性を理解した。
総じて介護を受ける側、する側両方に立てたのはとても良かったと思う。