Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

明治神宮

成人式の中で明治神宮のことに触れた。

実は年末忙しい時期をぬって夕方、閉門*1直前に明治神宮に行ってきた。砂利の参道は昔のままなのだが、やはり空を見上げるとかなり違う。昔というのは20年から25年ほど前になる。当時は代々木ゼミナールに通っていた高校生で講習の帰りに明治神宮の中を良く通って帰ったものだ。当時新宿副都心はすでにそびえたっていたがドコモビルやいまよりはまだ大人しかった風景だった。

当時もカラスは我が物顔で低空飛行を繰り返し、特にカップルの頭上を通るのは何か意図があると思えて仕方なかった。先日も相変わらずカラスの縄張りらしく砂利を闊歩していた。

暖かな日射しの午後は池のそばの芝生の上でサンドウイッチを食べたものだ。青々とした緑の向こうに新宿の高層ビルが並ぶ景色は東京にいることを感じた。もうそのころの年齢を倍も過ごしてきたのだ。早いものだな。

毎年毎年変わらずにあの参道は何万という人々が訪れ、砂煙を上げていることだろう。年に何度も着ない振袖が砂煙に吹かれる光景をみたのはあの成人式だけだろう。

*1:午後4時