Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

塚本晋也

昨晩、またまた早く寝ればいいものを(少なくとも躯は欲していた、睡眠を)、日本映画チャンネルを観てしまった。随分と青いなと思ったら「六月の蛇」がやっていたのだ。その後の解説でも言っていたが、勃起を促すようなエロスではなく、タナトスと背中合わせのエロスという感じ。神足さん観るとミシェル・ブランと重なって困る。

続いて監督、塚本晋也のインタビュー。脚本から役者から何でもひとりでやっちゃう人なのでもっとあくが強いかと思ったら、話を聴く限りとても普通の人だ。

映画の「プロ」との仕事の違いということに驚く。「双生児」製作はプロと自主制作映画の人との共同作業ということであった。プロとは時間制約の中で作業をすること、その点自主制作ではお金が無い分、時間をありったけかけることでクオリティを上げるという。

自主制作の人がアマチュアであるわけではないので、プロ対アマという構図にはならない。この場合はプロとは商業映画、自主制作は作品志向、芸術志向ということになろうか。