Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

mixi

ぼくのまわりにはmixiはおろかSNSをしている人がいない。正確には居るにはいる。友人の奥さんの友だちサークルが利用しているという。しかし極々限定された仲間内だけの連絡に使用されているのみで、あくまでリアルな友だち同志だけの謂わば交換日記のようなものらしい。ぼくはそこに誘われも興味もなかったので加入、招待はされなかった。
人力検索はてなに「知合いはいないがmixiに入りたいがどうすればいいか」と出ていた。この手の話はいたるところで聞く。mixiはよっぽど高い壁をもったクローズドな世界が広がっていると思われているらしい。
ぼく自身利用者ではないので憶測の域をでないのだが、これはどうかと思う。入れるか入れないかはあくまで招待されるか否かであるという前提に立つ前に、招待することを換金しているひとやサービスもいるのは置いておくとしても、所詮は「招待」だ。決してだれかが「承認」、「認証」しているわけではない。ここは勘違いしてはいけないだろう。だれかに見られているか否かはインターネット上に公開しているその他の情報と大差ないという覚悟が必要なんじゃないか。そのように考えると不特定に対して招待をする旨の回答を削除して回るのは、あらぬ幻想をもたせ、誤解を拡大させることにならないのだろうか。
同様にはてなのプライベートモードもそうだ。パブリックスペースにプライベートな場を作ることの難しさは先の件と変わらないだろう。どんな形であれネットワーク上に書いたものは野に放ったと思わなければ。
昨今話題の平塚の事件では被害者のmixiでの書き込みが晒されてしまっている。法的には死者の情報は個人情報とは見做されないらしいが、少なくともこのような形で晒されることは望んでいなかったろう。