Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

見舞いと高校入試説明会

今日は一日お嬢は実力試験。5教科なので午後3時までの長丁場。朝は平日通り起きて8時に駅まで送る。
その後、実家の父の見舞いに行く。先日抗癌剤についてネットで調べられないか尋ねられたのでその結果を知らせに行く。タキソールとパラプラチンの組み合わせ自体それほど珍しいものではないようで資料はいろいろある。しかし分かり易さという点で探すと中々見つからないものだ。丁度良さそうな病院発行のPDFを見つけたのでプリントして持っていく。
体調はそれほど悪くは無さそうだ。しかしどうも言葉の端端から短気さがのぞく。この点以前より顕著になっていると感じる。なかなか躯が思うように行かずふがいなく感じていることが影響しているのかもしれない。
実家のガステーブル購入を頼まれる。グリル付きのものだが、どうもこのグリルが痛み易いようだ。
昼からは塾の高校入試説明会に参加する。昨年春から妻と交互に聴講している。60人ほどの教室は父兄ですぐにいっぱいになる。熱心なものだ。1時間ほどして試験を終えたお嬢も途中から聴講する。少しでも刺激になればいい。
高校の入試制度は自分が中学生だった頃とは全く異なり複雑なものだ。もうこのシステム、情報量を教師に求めるのはほぼ不可能だろう。こういった情報は外部に任せ授業に専念するべき、というほど各高校で細かく異なるものだ。元々は神奈川方式、アチーブメントテストを実施したり色々独特の入試制度を形作ってきた神奈川だが、その過程で父母からのさまざまな意見、受験生をより公平正大に、多様に、個性を伸ばすべく選抜しようとしたがために複雑化、そして中学校では処理し切れない情報を生み出すものとなってしまっている。
この結果、殆どの家庭ではやはり塾などからの情報提供があるか否かが大きく結果に影響する状態になっている。今の制度でも学校の成績、内申が全て最高の5レベルであっても公立高校では入れない高校が存在する。学校での成績では差がつかなくなっているのだ。このため一点、二点のケアレスミス、ちょっとした体調の好不調で泪をのむ結果になっている。このため共通の問題ではない独自問題が採用される。これは普通の授業では中々こなしきれないレベルにならざるを得ない。やはり中学校以外での学習が必要になってしまっているのだ。
16時過ぎ、説明会終了。帰りにケーキをお土産に買う。駅で妻らと待ち合わせ。実家にて夕飯を一緒に取る。一足早くうなぎ。うな一、美味なり。