Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

亀田勝利とTBS

昨晩は帰宅後床で寝込んでしまい、ボクシングは見られなかった、というかすっかり忘れていた。
ダイジェストを見る限り一回のダウン後見せたことのない表情で相当慌てたんだろう、しかしそこを何とか踏ん張ったのは立派。相手はそもそも一階級上げてきた選手(一方亀田は一階級下げてきた)でパンチ力が今ひとつだったかもしれない。ポイントによる判定なわけで、両者拮抗した場合興行関係者*1に最も多くの利益を上げられる結論がこの判定だったのだろう。
ただこれで亀田陣営はすっかりダーティなイメージを引き摺ることになってしまった。リング内外でのパフォーマンス、発言、ローブローなど自身に問題があったことは事実だろうが、まだ19歳。おかしな対戦相手、両者初めての階級でのタイトルマッチなど本人の責任はそれほどのものではなかったはず。ここで軌道修正するチャンスだったとも思うのだけど。
それよりTBSはこれでいいんだろうか。試合前から大晦日の定番、レコード大賞をずらしての防衛戦中継の設定。あおりに煽った前番組。数日前の安倍官房長官の写真の不適切な写り込み操作、アメリカ議員の靖国参拝へのコメントのおかしな字幕翻訳など、良いか悪いか別にした、偏向報道と取られても仕方ない「ミス」の数々。いつかは別にしても亀田陣営は早晩叩かれることは目に見えている。例え負けなくともスキャンダルに見舞われることだろう。二子山、若貴問題は昨年の話ではなかったか。そのときTBSは手の平を返して叩く方にまわるのだろうか。
それから土井アナは本当はどう感じていたのだろうか?

*1:バックアップするローソンもそうだろう