Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

塔の岳登山 その2

目的地、塔の岳はやはり人はまばら。昼前にもかかわらず4、5人といったところ。空はまだうっすらと雲が広がっていて富士山が雲から顔を覗かせているのだがはっきりとはしないのが残念。しかし気持ちは良い。
昼ごはんはローソンで買ったおにぎり3個。食料はこのほかにのど飴しかない。近くに腰掛けた女性は何か仕草ごとに声を出していた。コッヘルで何か作ってる。煮込みラーメン?ここに来ると何か作って食べたいと思うのだが荷物を考えるとそれも出来ないな。おにぎりは飲み込むまで時間がかかった。お茶で流し込んでやっとと言う感じ。
そそくさと食事を済ませてやっと落ち着いて周りを眺めることができた。

山荘横の草の上に佇む牡鹿。りっぱな角だ。かなり大きい。冬前で栄養を溜め込んでいるんだろうが怖いくらい。大山などほかでも見かけるのは女鹿が多い。しかしじっとこっちを見ているような気がしたのは気のせいかな。暫く山頂にいたが人が増える気配はない。12時25分、帰路に付くべく大倉口を目指して下山。

大倉口は下山時にしか使わないのだが毎度ながらこちら方面から登山するのは嫌だなぁと思う。単調すぎる。ところどころこのような山道や秋には紅葉の綺麗な場所もあるがやたらと長い階段、石畳が続きうんざりと言うのが正直なところ。
14時22分、大倉口到着。丁度目の前数メートル先を渋沢駅行きのバスが出発したところなので確かだ^^;)バスのエンジンがかかっているのは分ったがもう走る気力は無かった。トイレに行き着替えを済ませ、ダウンジャケットを羽織ってバス停でバスを待つ。14時52分改めてバス出発。これは前回乗ったバスと同じ。ゆっくりと休憩を挟んでいたはずだが時間は余り変わらないと言う結果だ。
今回は年末と言うこともあり何しろ空いていた。歩きやすいと言うのはあったが山並み、樹木が寂しくもあり、また霜が酷く歩き辛いことこの上ない。次回は早くとも春、GW辺りだろうが新芽に溢れた山を歩きたい。