Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

説教

昨晩は上のお嬢は渋谷のアックスにライヴを見に行っていた。下のお嬢と嫁さんと安倍首相の病院での会見を見ながら夕飯のお好み焼き(お嬢のリクエスト)を食べ、その後お嬢は7時からピアノのレッスンに向かった。10月に発表会があるため、それへ向けての特訓?である。
彼女はヤル気がない。ピアノは習い始めは楽しかったようだが、その後は完全に惰性になり、練習も言われなくてはしない。注意されてしぶしぶ15分ほど鍵盤の前で過ごしてお仕舞いだ。そんなわけだから上達も進まず停滞して、人に言えないような状態だ。また、勉強のほうも昔から好きじゃないと公言するぐらいである。しかし好きじゃないから出来なくて良いわけはないので何とか言い含めて勉強はさせている。中学上がってからはそれでも自覚はみせつつあり、自分でも自信を感じつつあった。それが先日の期末試験では結果には表れることは無かった。残念ながら彼女なりの努力は実を結ばなかったのである。努力を認めつつも、しかしこの結果では思うように進学は出来ない。選ぶようなことは出来ないのだ。一方ピアノのほうは今の状態では発表自体出来はするだろうが満足には程遠いと先生もぼくたち親も思う。なにか身を入れている感じがないのだ。今のところ彼女の興味があるのは、好きな本という限定はあるものの読書をすることとクラブ活動のトロンボーンである。学校に行く事、授業自体は点数はとれないものの好きだという。
いま個人授業の塾に通っている。親としてはそこまでしているのだからもう少しテストの結果が良くても良いんじゃないかと思うところ。もっと出来ても良い筈だと。でも元々のことを考えるとこの塾に行く際に考えたのは、授業がわかること、学校に行くのが勉強が分からなくて嫌になることは無いように、ということだった。それを考えれば及第点なのかもしれない。まぁ甘々な採点だが。
一方ピアノの発表会については、彼女としては最後にしたいという。楽しくないし、忙しいというのだ。忙しいというのは分からないでもない。確かに平日のみならず土日にも練習はあり、なかなかピアノ自体に触れる時間も無いのだ。でもそれが本当なの?忙しくなる前はどうだったの?という疑問は残る。最後の発表というのであればそれこそもう少し気持ちを入れて弾いて良いのではないかと思う。