Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

模倣というかコピー

昨日、名探偵コナンの実写版が1時から放映していた。PCでの録画を頼まれたので(HDD録画機能のついたPSXはガリレオの録画に使われていた)、編集しDVD-RWに焼いていたのだが、出演者がマンガのキャラクターそのものの見かけ重視の配役に興味がいった。アガサ博士なんか存在そのものがギャグになってるし、オッチャンこと毛利小五郎も良い線である。この手の見た目重視の配役はのだめカンタービレやげげげの鬼太郎の映画、そしてちびまる子ちゃんが代表格だろうか。
一方映画の模倣は台詞からカメラ割から全く同じだった犬神家の一族(これは監督と主演、主要な脇役も同じだから模倣とはいえないかも)、そして今上映中の椿三十郎も最後の三船対仲代の決闘シーンまでいっしょらしい。
映画の宣伝に出てくる女性の言に由るとこんなに楽しい時代劇は初めてとのことなので初出作は観ずにこちらを新鮮な気持ちで見ているようだ。そういった人たちのためにも出来る限り変更しないで上映した方が良いのだろうか。この他にも過去に作品をモチーフにというよりそのまんまコピーをした作品は幾つも出来ている。これをオリジナルティの枯渇とみるかは微妙な気もするが観る側の多くがオリジナル自体を知らない人たちなのだから今流行の配役で全く同じ構成にするというのも外れは少なくて良いのかもしれない。

今日も良く晴れている。寒いには寒いのだがこれだけ晴れると外に出たいもの。しかし今朝もまた一旦起きた後どうしようもない眠気で10時まで寝てしまう。薬の影響なのだろうが無為に半日を過ごしているようでめげる。