Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

市民相談課

実家の不動産の件で市役所の市民相談課を利用することになった。借地権更新料の金額で滞っている。不動産屋との交渉も更新時期からすでに2ヶ月過ぎている。無論あちら不動産屋側の返答が遅く遅れは契約解除には繋がらないということだがそれにしても遅い。金額の開きがあり、それをどうするか。
不動産に関する相談は月に一回、第一金曜日のみ。急だが火曜日に電話を入れ予約を取ることが出来た。しかしぼくは行く事が出来ない。父もまだ外に出るのは難しいため母が行くことになる。しかし母が行けば情緒に訴える話を延々に続けることであっという間に相談時間の30分は終わってしまうだろう。
そこで嫁さんに同席してもらえないか打診した。しかし当初予約を入れた午後2時では無理ということだった。仕事の関係上2時に市役所に行く事は出来ない、せめて3時なら、ということだった。仕方ないか、母ひとりで行ってもらうかとそのときは思った。
しかし次の水曜日昼休みに思い立ってもう一度市役所に電話をしてみた。予約時間を遅らせられないかということを聞いてみたのだ。これは可能とのことで、午後3時に予約を変更した。ただその時点で嫁さんに確認はしていなかった。
水曜日帰宅後、時間を変更したことは嫁さんに伝えた。ただ行ってくれるかどうかは聞かなかった。3時でもギリギリの時間であり難しい場合もあるからだ。そして昨晩どうかと聞いてみた。行けるなら行ってほしいのだが、とずるい言い方をして。ぼくとしても仕事の後に無理を強いて行って欲しいというわけではないものの出来れば行けそうな時間に変更したので行けたら行ってという言い方になってしまった。これには嫁さんが怒った。頼むならちゃんと頼まないと、相手の自由意志に委ねるような言い方で繕って実は強制のような物言いはおかしい、と。
その通りだった。本当は自分が行くべきだし、一方自分では仕事だナンだと理由をつけて行きたくないのを嫁さんにさも自由意志で行ってもらえないかと取り繕って行かせているのだ。
これがぼくの意志なのかな。意志ってなんなんだろう。