Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

雨の寄り道

今週もはじまった。なんだか勝手に始まったような言い方、無責任な匂いがしてしまうな。一日一日しっかりと歯車を回していかないと、なんて考えるのが良くないのか?
今朝はかなり冷えていた。昨晩は車検のためスバルに入庫し、その帰りは雨の中歩いて帰った。傘を差し鞄を抱えて実家によって両親の様子をみて、電車で帰ろうかと思ったが寄り道してしまった。
昔しこたまお世話になったバーだった。駅からちょっと離れているので完全に遠回り。しかしなんだか今のうちに会っておかないとという気持ちが強くありその思いに従うことにした。
8時前、まだ早い時間だが店には客はゼロ。雨の日曜だしこんなものだろうがやっていけるのか不安になる。マスターは昨年癌の手術をして見事に復帰された。しかしあれほど飲んでいた酒は一切駄目になりウーロン茶を口にするぐらい。静かに近況を報告した。言えること言えないこと色々あったがまずは元気そうな顔を似られたことで満足。
やっと客が来た。6人組で、なんでも消防団の関係者のようだ。急ににぎやかになった。あまり上手く言葉を紡ぐことが出来ていなかったので助かった。グラスは一杯で止め、バーを後にした。また来ます。
雨の中電車には乗らずに歩いて帰ることにした。思う通りに寄り道して良かった。スポーツシューズはあっという間に水が入りソックスを濡らした。息は白くなっていたがそれほど寒くは感じずに雨の夜を歩き切った。