Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

朦朧と考えること

予報通りここ一週間の狂ったような暑さは影をひそめた朝だったが結局昼間は陽射しも出て暑い暑い。ちょっと外に出ると汗が噴き出す。以前は気温35度なんて滅多にならなかったが今は大安売りで只々持久戦の様相を呈している。
そういえば熱中症が毎日耳に届くのにくらべ日射病は死語の世界のよう。報道されているように熱射病のような屋外でかかる訳ではないので広く解釈して熱中症としているのだろうか。こまめに水分補給をと訴えられても、真夏の灼熱地獄のマウンドに嬉々として声援を送るのもどうかと思うのはダブルスタンダードの典型だな。そういえば高校野球奨学金問題もう誰も触れないね。出場校には履修問題とともに聞いてみたら面白そうだなと思ったり。幸いにも神奈川代表はまだ勝ち残っている。小さい時に遊んであげた球児はレギュラー出場を果たしたが地域の野球チームには所属していなかった。硬式だってあったんだけどなぁ。
百歳を超えるお年寄りは本当に死後の世界に迷い込んだように書類上だけ存在しているのは出来の悪いミステリー。姥捨て山は街の中にこそあったわけだ。見捨てた側もお年寄りなんで皆舌鋒が鈍ってしまって締まりが悪い。NHKの百歳バンザイは勇気の出る良い番組だが、後日談も追っかけて欲しいところ。
灼熱の日々が続いている割に水不足、電力不足の話はとんと聞かない。水は貯水池、ダムにドカッと集中豪雨が降っているということなのだろうか。電力は原子力発電が地震や事故によって止まっていたものがやっと稼働しだした効果なのかもしれないな。昨年来の原油値上げでも電力価格が安定しているのはそのお陰かも。二酸化炭素排出量低下のため、化石燃料枯渇に対応するため良くも悪くも原子力発電をうまくコントロールする道を選ばないといけないのかもしれない。
我が家では酷暑の直前18年使い続けたエアコンを買い替えた。既に数年前から一部機能は動かずかろうじて冷房だけ使っていたもので空気フィルターの留め金部のプラスチックの爪が折れてぶらぶらしてしまっていたのだ。そしてついにわが家にもエコポイントなるものが9000点付いたのだが、このエコとはエコシステムということかと合点がいった。決してエコロジーなわけではないのね。だから高速道路無料化など内燃機関でバンバン化石エネルギーを消費しても良いわけか、納得。
地元の花火大会は例年通り行われた。地元産業を代表する幾つかの企業が倒産したのに無事行えたことに少なからず驚く。花火一発ごとに十分すぎる余韻を挟み込まざるを得なかった昔が懐かしい。今は立派に観光目的で成り立っているのだ。