Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

シチュー

昨日、火曜の話。
その前日、月曜に伏線があった。日曜に母に頼んでハヤシライスを作ってもらった。以前ビーフシチューを作ってもらったのでその次としてである。ぼくの意図としては最近自分で料理を作ることが少なくなった母に料理を作る感覚を思い出して欲しいと云う気持ちからだった。当然ながら作ってもらったものは全て食べる。
お嬢たちはシチューも好きだが、いつも同じものではやはり飽きると云うことで今度はハヤシライスを注文した。母もそれを受け入れて応えてくれたはずだった。
しかし、何故か作ったのは同じビーフシチューだった。作り方を忘れてしまったのかもしれない。
と云う訳で日曜はビーフシチューを食べた。翌月曜日お嬢がお礼を兼ねて電話をした。ハヤシライスが希望だったがシチューを食べた、美味しかったよと云うことだ。
ところが火曜日、今度は母から電話があり雨で外に出られなかったのでまたシチューを作ったので取りに来てほしいと云う連絡が来たそうだ。シチューは日曜日の残りを月曜も食べている。流石にもういいと思ったお嬢は気持ちは有難いがシチューは取りに行けないと答えたと云う。近所の方にお裾分けしてはどうかと提案したのだという。一旦電話を切った後、嫁さんが帰宅し、お嬢から話を聞いて再び母へ電話をした。
母は落胆した様子はみせずに自分の食べる分を取ってお隣の家にシチューを分けたという。
元々は医師や地域包括センターの方々のアドバスで料理が好きだったのだから、外食ばかりでなく自炊することも続け、頼られていることを意識させることが良いと云うことだったのだが、なかなか難しいものである。