Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

NHKスペシャル視聴

6時起床。寒い。曇りがちで朝日は拝めない。何とか珈琲で朝を乗り過ごす。
昨晩再放送された
NHKスペシャル、"認知症800万人"時代"助けて"と言えない孤立する認知症高齢者
を午前中に録画で視聴。

今、さらに事態を深刻化させているのが「一人暮らし」で「認知症」を患う高齢者の急増だ。「助けて」と、SOSを発することもできず、周囲も気づくことができない。徘徊やゴミ屋敷などによって顕在化しても、すでに認知症が悪化し意思が確認できないため、介護サービスに繋げることができないのだ。番組では、連日通報が寄せられる『地域包括支援センター』に密着。ごく当たり前の人生を送ってきた高齢者が、救いの手が差し伸べられないまま放置され、“漂流”していく実態を追う。さらに、社会保障費を抑制せざるを得ない今、どうしていくべきか。現場の模索を追う中で解決へのヒントを探る。

認知症鬱病精神疾患と同様に治療の前提としてその自分の病識の有無が大きいと思う。適切な治療、介護保険を受けようにも本人にその意識がない、拒否をされてしまっては行政、福祉事業者は原則的に手が出せない。
一方10月の週刊朝日の記事には早期発見は早期治療に繋がるものの認知症の根本的治療法がない現在では進行を遅らせることが精一杯の成果であり、早期絶望にもなりかねないというショッキングな記述があった。
自分はこの番組を観て幾つかで涙が溢れてしまった。やはり最後は何とかして自宅で最後を迎えられるようにしたいものだと改めて思った。