Killing Time 2nd

備忘録、日々の徒然想いを残します。

週末徒然、温泉旅行、墓参り

先週木曜から金曜にかけて家族で群馬へ温泉旅行に行って来た。また昨日11日はお盆前に墓参りを2件して掃除をして来た。
8日、木曜日。5時に起きるはずが目が覚めたのは6時15分。遅刻である。7時に何とか家を出る。クルマでひたすら北上する。直前にネットやNHKの道路情報を見た。Googleで経路検索をすると必ず環状8号線を経由して関越自動車道に入るコースが最初に表示される。しかし経験上平日の朝でも環八が順調に進むとは思えなかった。大規模な道路改修でもあれば別だけど環七のような地下化については知らない。
そこでいつもとはちょっと違うが八王子に出て圏央道鶴ヶ島に出てそこから関越自動車道に乗ることにした。しかしやはり一般道は信号でのストップ&ゴーの繰り返しが避けられない。渋滞には八王子バイパスから降りて横田基地に向かうところで遭遇したぐらいだったのだけれど。関越に入ろうというところで事故渋滞に遭遇。仕方なく鶴ヶ島で降りて坂戸から一般道で東松山まで行く。この時点で11時orz。街道沿いで昼食をファミレスで食べる。東松山からは順調に進み、渋川伊香保で降りて後はひたすら一般道を走る。
途中道の駅、八ッ場に立ち寄る。出来たばかりの新しい道の駅で休憩。民主党政権下で建設中止で話題になり、自民党政権交代で完全に建設再開と右往左往した田舎町。前原大臣の名前がわざわざ記載された掲示板があった。ここで暮らす人たちの気持ちを思うと複雑なものを感じる。
草津温泉を抜け更に山を駆け上がる。硫黄の匂いが一面に広がり山を越え下ったところでやっと目的地、万座温泉に到着する。何年振りか。以前の湯治場の木造二階建ての混浴風呂は土砂崩れで崩壊してしまったという事は聞いて知っていた。昭和どころか明治以前から続く趣があると云えば気こえば良いが人に寄っては近寄る事も躊躇われるような硫黄の匂いと木造の風呂場の入った古めかしい建物はもう無い。残念である。
宿に付き受付を済ませ、部屋に入る。荷物を整理し早速夕飯前に風呂に入ろうかと思った時それは起きた。緊急地震速報が一斉に鳴り響いたのだ。デジタルのノイズが時折入るTV画面、家族全員の携帯電話が一斉にあの忌々しいメッセージを流す。緊張が走る…
然し身構えて様子をみるが何も起きない。かなりの広範囲の緊急地震速報だが全く揺れは感じられない。それでも標高1800mの高所である。道路の一部でも崩落があったら陸の孤島になってしまうことが頭を過る。
幸いだが警報は誤報だった。